ぼくは麻理のなかのネタバレ結末最終回9巻&感想!麻理の自我は…!?
この記事では「ぼくは麻理のなか」9巻(結末・最終回)のネタバレと感想についてお届けします。
前回の8巻では麻理は母親と喧嘩してしまい、母親が出て行ってしまいます。
その反動で麻理の意識は小森に託していなくなってしまいます。
麻理はいったいどうなってしまうのでしょうか。
では、早速「ぼくは麻理のなか」9巻のネタバレについて見ていくことにしましょう。
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麻理は依に別れを告げ、今の麻理となっている小森をよろしくと伝えられた夢がちらつき、依は食事でも上の空でした。
そうとも知らず小森は依の料理を美味しそうに食べます。
依の反応を確かめようと小森は話しかけ、ようやく依の異変に気がつきます。
依と小森の2人きりになった時、依のは小森に通ってる高校のことや進学のことや親のことなど今後のことを聞かれます。
依がこんなことを聞いたのは麻理がいなくなることを感じていたからでした。
麻理がいなくなることを自分の責任と感じてる依を慰めた小森は麻理の人生を奪っていると感じており、元の体を返そうと決めます。
そのためには夢の中で小森に言った身に覚えがないが書いていた日記が鍵と感じた小森は以前住んでいたアパートへ行こうとします。
しかし、依が涙を流しながら拒否します。
なぜなら、依から小森も麻理もいなくなったら生きる気力がなくなってしまうと感じているからです。
そして、朝を迎え学校へ行かない小森をよそに依は学校へ向かいます。
小森はふと麻里の生徒手帳を見ているとスマホのメールの着信が鳴ります。
メールの相手は小森功本人からで内容は親に大学を行っていないことがバレて色々話し合って大学を辞めて実家に帰るという内容でした。
小森は日記のことを尋ねると書いていると返信が来ました。
それから1ヶ月後、依は1人学校で小森のことを考えると友達が寄って来ました。
一方で小森は以前住んでいたアパートへ行きます。
アパートはもぬけの殻で小森はそこでのんびりしてました。
依は帰り道依のアパートの階段で座っていた小森と会います。
そこで小森は依と共に日記を見に小森の実家へ行くことを決めます。
2人は電車で小森の地元で向かい、着くと小森功が待っていました。
実家に着くまでの間と着いた時に小森の目を疑うことが起きました。
それは自分の実家なのに初めて見るものしかなかったことです。
小森功から日記を受け取った小森は開こうとしますが、依に止められ小森と依の2人っきりにしてもらいます。
悲しがる依を小森は抱きしめ、日記を開きます。
すると麻理が小森を好きで小森のアパートにあった日記を麻理が読んだことで麻理が小森になった過程がフラッシュバックしました。
そして、目を開けると白い空間に小森と麻理とふみこがいました。
小森は麻理が作った偽物と知ると全員が偽物という発言を麻理はします。
本物の麻理に返すべく小森は麻理を励ました後、現実に戻ります。
依が必死に小森の名前を呼んでいましたが、目が覚めたのは麻理でした。
麻理と依の後ろには小森とふみかの影がありましたが、消えてしまいました。
起き上がった麻理は改めて依と友達になりました。
そして、麻理と依は卒業し小森功は父の家業を手伝う日常を過ごしていた時に麻理を呼ぶ声が麻理には聞こえますが、後ろに誰もいませんでした。
それでも麻理は笑みを浮かべると再び歩くのでした。
・・・
第15巻は以上となります。
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自分がいったい何者なのか考えさせられる9巻でした。
この巻で麻理は小森では無くなり、本物の麻理が麻理の体を支配することになります。
小森はこの状態のままだと麻理がいなくなってしまうと感じ、依に相談して麻理に戻るために小森が書いていたとされる日記を探しに行きます。
しかし、それは小森の消滅ということを感じ取った依は必死に止めます。
依にとって小森は唯一の友人であるから小森がいなくなってしまうことに抵抗がありました。
見た目は同じでも中身が違うとその人の性格が変わってきますので、依にとってそれが苦痛であったと思っていたかもしれません。
それでも小森は麻理に返すために日記を読み、麻理に体を返します。
麻理は小森の精神になったのは麻理と小森が隣に住んでおり、麻理が小森に好意を持ち現実逃避から日記を見てしまい、麻理自身が小森であると思ってしまったことが原因でした。
麻理も家庭環境が悪く多く人から麻理、麻理と呼ばれてゲシュタルト崩壊を起こしたのかもしれません。
それで小森を見て好意を持って小森の部屋にあった日記を見てしまい、自我を失って小森として生きていくことを麻理自身が決めてしまったと思いました。
今の状態が嫌で少しでも変えようとした結果がこのようになってしまい、全員が驚いたと思います。
麻理は小森から自分自身を返してもらう時も戻ることが怖いと言っているので麻理自身がおかれた環境があまりよくないことがわかります。
それでも小森の一押しによって麻理に戻り、依と友達になっています。
最後は麻理と依は卒業してしまいますが、歩いている時に小森に呼ばれたようなことを感じ取った麻理は振り向き笑います。
ここから麻理の中には小森との懐かしい思い出がずっとあると思いました。
こうして麻理は自信を取り戻し麻理として人生を歩んでいくことになります。
小森との出会いで自分が何者なのか向き合った結果が麻理の自信を取り戻すことに繋がりました。
・・・
感想は以上となります。
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以上で「ぼくは麻理のなか」9巻のネタバレ・感想を終わらせていただきます。
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ここまでおつきあい頂きましてありがとうございました(*^_^*)
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