下町ロケット あらすじ&ネタバレ(結末・最終回まで)阿部寛が主演!

2018年11月11日

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この記事では、TBS系列(日曜劇場)で放送されたドラマ「下町ロケット」について、最終回・結末までのあらすじ&ネタバレをシェアさせていただきたいと思います(*゚▽゚*)
またドラマ好きにはたまらない無料のドラマ視聴サービスもご紹介します。
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さて、このドラマは、阿部寛さんが主演です!

阿部さんにとっては、5年ぶりにTBS系列のドラマに出演することになります。

阿部寛さんは、映画「テルマエ・ロマエ」やドラマ「結婚できない男」などでその独特の存在感によって演じるキャラを際立たせてきた実力派俳優ですね。

この「下町ロケット」は、宇宙に飛ばすロケットのエンジンの開発をしていた主人公が、ロケットの打ち上げ失敗の責任を取って退職し、下町の父親の工場を継ぐという奇想天外な物語です。

この物語には原作があり、人気作家の池井戸潤さんの作品となります。
同作はなんと直木賞受賞作という人気作品で、127万部も売り上げている大ベストセラーの小説なんです《゚Д゚》
直木賞を受賞した際、この作品は「人々の希望を繋ぐ爽快な作品」と評され、話題となりました。

池井戸潤さんと言えば、超人気の作家であり、かつその作品から生まれた数々の人気ドラマを出したヒットメーカーです(*゚▽゚*)
TBS系のドラマ「半沢直樹」や「陸王」「ルーズヴェルト・ゲーム」、そして日本テレビ系ドラマ「花咲舞が黙ってない」、最近ではフジテレビの月9ドラマ「ようこそ、わが家へ」なども池井戸さんの作品です。
(各作品について気になる方はこちらまで♪「陸王」「ルーズヴェルト・ゲーム」「続・花咲舞が黙ってない」「ようこそ、わが家へ」)

これらの人気作品の中でも今回の「下町ロケット」については「代表作」という呼び声が高い作品なんですよ(*゚▽゚*)
これは、めちゃくちゃ注目されますよね!

また、さらに池井戸潤さんの作品はいずれも高い視聴率をマークしています。
その中でも特に有名な「半沢直樹」は、なんと平均視聴率28.74%というびっくりするような数字をたたき出しているんですΣ(゚д゚lll)
この「この下町ロケット」の視聴率についても非常に気になるところですヾ(@⌒ー⌒@)ノ
(このドラマの視聴率についてはこちら♪「下町ロケット 視聴率速報!」)

また、このドラマのキャストですが、土屋太鳳さんや立川談春さん、阿藤快さん、真矢みきさん、東国原英夫さん、今田耕司さん、倍賞美津子さん、吉川晃司さん、杉良太郎さんなど超豪華ゲストなんです!!
キャスト陣だけでもこのドラマの壮大さがイメージできますよね(*゚▽゚*)

また、今回の「下町ロケット」では大胆な試みがなされました!

どういうものかと言いますと、第1話から第5話については、2011年に販売された小説の「下町ロケット」を原作とした内容となります。
そして、ここからが大胆な試みなのですが、次の第6話から最終回の第10話までは、なんと2015年10月から朝日新聞で連載された「下町ロケット2」を原作とした内容になるんです(*゚▽゚*)

ということは、第6話からは、ドラマの放送と同時に、新聞の連載が同時進行したということです!!

こんな試みは聞いたことありませんよね?

もちろん、どのように物語が展開するかも見ものですし、ドラマと連載が同時進行なんてなかなか画期的な試みですヾ(@⌒ー⌒@)ノ

では、早速このドラマ「下町ロケット」について、ネタバレ&あらすじをご紹介したいと思います。

では、どうぞ(^O^)

~目次・・「下町ロケット」のネタバレ&あらすじ~

・第1話(10月18日放送)命懸けの資金繰りと身に覚えのない訴訟
・第2話(10月25日放送)大企業・帝国重工からの意外な提案!
・第3話(11月1日放送)航平の帝国重工への意外な提案とは?
・第4話(11月8日放送)帝国重工への部品供給はうまくいくか?
・第5話(11月15日放送)ロケット開発編完結!
・第6話(11月22日放送)ガウディ計画始動!
・第7話(11月29日放送)ガウディの開発は前途多難!
・第8話(12月6日放送)ロケットエンジンのコンペの結果は??
・第9話(12月13日放送)謎の女性ジャーナリスト登場
・第10話:最終回(12月20日放送)ガウディ製品化の行方は!?

◆第1話(10月12日放送)命懸けの資金繰りと身に覚えのない訴訟

佃航平(阿部寛)は、宇宙科学開発機構の研究員でした。
そこでは、宇宙に飛ばすロケットに搭載するエンジンを開発していました。
しかし、佃が開発したエンジンを搭載したロケットがなんと打ち上げ失敗に終わり、その責任を取らされて退職することになりました・・《゚Д゚》

そして、その後は佃の父親が遺した下町にある工場で、経営者として第2の人生を送っていたのです。

阿部寛3

「佃航平(阿部寛)」

この工場「佃製作所」では、小型エンジンの製造を主力としていました。

佃には、年頃の娘である利菜(土屋太鳳)がいました。
この娘の利菜とは、多少、ギスギスした仲でした。
そんな中でも、この工場の経営は、順調だったのです。

土屋太鳳1

「利菜(土屋太鳳)」

そのように、第2の人生を順調に歩んでいた佃でしたが、一方で、元研究員の血が騒ぎ、どうしても自分の夢であるロケットエンジンの開発はあきらめきれずにいました。
そして、現在の工場を運営しながら、同時にこのロケットエンジンの開発にも力を入れていたのです。
しかし、この開発に力を入れすぎて、徐々に会社の業績が下降気味になっていきました・・《゚Д゚》

そんなある日、工場の大手取引先である「京浜マシナリー」からなんと突然、取引の中止を言い渡されてしまいます!
ただでさえ、業績が悪化していたのに、泣きっ面に蜂でした・・Σ(゚д゚lll)

大口の取引先を突然失ってしまい、資金をなんとか埋め合わせするために、佃は経理部長の殿村と共にメインバンクの白水銀行を訪れました。
なんとか、融資をしてほしいと頼むのですが、銀行の回答は冷たいものでした。
利益の目処が立たない水素エンジンの開発を継続するのであれば、追加で融資をするのは難しいと・・
資金繰りも行き詰まり、佃たちはどうしたものかと途方にくれます。

そんな中、また新たな問題が発生します。
ライバル会社である「ナカシマ工業」からなんと特許侵害ということで訴えられてしまったのです《゚Д゚》
しかし、そんなことを言われる覚えのない佃製作所でしたが、この訴訟が世間に知れ渡ることによって、会社の評判は奈落の底に堕ちてしまいます・・
このように悪評の立った会社に銀行が融資するはずはなく、窮地に立たされてしまいます。
このようなことは同じ時期に重なるものなんですね・・

訴訟を起こしたナカシマ工業の真の狙いは、佃製作所の「技術」でした。
このために、裁判を長引かせて、徐々に佃製作所の体力を奪っていったのです。

航平の父親の代からお世話になっている田辺弁護士(阿藤快)にこの訴訟の解決を頼みますが、田辺は大企業のナカシマ工業には手のうちようがないため、及び腰になっていました。

そんな田辺にはいったん身を引いてもらい、航平は別れた元妻の和泉沙耶(真矢ミキ)より神谷修一(恵俊彰)弁護士を紹介されました。

この神谷弁護士は、元ナカシマ工業のお抱え弁護士事務所に所属していたことがあったので、ナカシマ工業の法廷でのやり方には熟知していたのです。

神谷は、この訴訟は最短でも1年半はかかるため、なんとか1年半は資金繰りをしてほしいと航平に言いました。

頼りになる助っ人弁護士が現れ、航平はなんとかこの難局を乗り越えようと、必死にいろんな銀行に融資を頼みに回ったのですが、ナカシマ工業から訴えられているという状況だったために、なかなかどの銀行も融資をしてくれませんでした。

そんな中、航平は、苦渋の決断をします。

お金にはならず実用性のないロケット開発からはいったん身をひくことにしたのです。

これは、メインバンクの白水銀行が出した条件でした。お金になることをしてほしいと・・

このことは、ロケット開発という航平の夢をあきらめるということを意味しており、航平にとっては苦渋の決断でした。

しかし・・なんとこれでも白水銀行は融資をしてくれなかったのです。

というのも、この時、ナカシマ工業から佃製作所に51%の株式譲渡を提案していて、事実上の買収を要求していたのですが、このことを白水銀行は知っていて、お金にならない今の佃製作所よりも、買収後のお金になる佃製作所と取引をしようと考えていたからです。

ナカシマ工業という大企業の傘下に佃製作所が入れば、銀行にとってはお金になる大型の融資先になるからです。。。

佃製作所は、融資してくれる銀行もなく、買収もされようとしていてまさにどうしようもない状況でした。

航平は、社長を退き、ナカシマ工業の買収案を受け入れようとしますが、経理部長の殿村(立川談春)と神谷弁護士に止められました。

こういう時こそ、あきらめてはいけないと。。。

そして、神谷弁護士からある提案を受けました。

その提案とは、イチかバチかの賭けであり、諸刃の剣でした。

それは、ナカシマ工業に逆訴訟をする!というものでした。

佃製作所の開発した製品をモノマネして、特許侵害だと訴えてきたナカシマ工業に対して、正々堂々と訴訟をし返すというものです。

航平は、この逆訴訟を決断したのです!!

そんな中、大企業の帝国重工は、国産初の宇宙ロケットのエンジン開発を続けていて、紆余曲折をしながら、ついにそのエンジンの始動試験に成功しました!

帝国重工はいよいよ、日本初の宇宙ロケットを飛ばす足がかりを掴んだのですが、ひとつ、問題が浮上しました。

なんと、帝国重工が開発したロケットエンジンの一部の部品であるバルブシステムについて、既に他の会社が同じ仕様で特許を取っていたのです!!!

数千人もの開発員が多大なる時間と労力をかけて開発した部品。

いったいどのような会社がそのような高度な技術力を伴う部品を作り出したのか!?

帝国重工の宇宙航空部部長の財前道生(吉川晃司)は、宇宙航空部の宇宙開発グループ主任である富山敬治(新井浩文)からその話を聞いた際、その特許を取っている会社の情報を聞き出しました。

その会社の名前は「佃製作所」で開発者は、佃製作所の社長、佃航平だったのです《゚Д゚》

・・・

以上が第1話のネタバレ&あらすじとなります。

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◆第2話(10月25日放送)大企業・帝国重工からの意外な提案!

ナカシマ工業からの用意周到かつ卑劣な法廷戦略を真正面から受けて、追い込まれた佃製作所の社長、佃航平。

いったん航平は、佃製作所の買収提案を受け入れて、自身も社長を辞めようとしました。

しかし、経理部長の殿村(立川談春)から必死な会社への想いを聞き、弁護士の神谷(恵俊彰)からは、逆転のチャンスの可能性がある提案を受けたので、気持ちを入れ替えて、ナカシマ工業と勝負をすることを決意したのです(*゚▽゚*)

この提案は、ナカシマ工業へ逆訴訟で、真っ向勝負をするものであり、万が一、失敗をすれば佃製作所にとっては倒産もありえるまさに諸刃の剣でした。

これは、社員にとっても穏やかな話ではなかったので、社内では、懐疑的な意見ももちろん囁かれていたのです・・・
確かに、生きる糧を会社から得ている社員にとっては、心配で仕方がない状況ですよね。。

そのような中、佃製作所にびっくりするような事が起きます。

日本を代表する大企業の帝国重工の財前(吉川晃司)と富山(新井浩文)が、突然、航平の元を訪れてきたのです《゚Д゚》

航平の父親の代からもまったく付き合いが無かった帝国重工。

なぜ、急に航平の所に訪れてきたのか・・・

航平にとってはまったく計り知れないことだったのですが、財前が思いがけない意外な提案をしてきたのです!《゚Д゚》

その提案とは、なんと「20億円」で佃製作のバルブシステムの特許を買いとりたいというものでした!!Σ(゚д゚lll)

しかし、航平は拒否しました・・
いわばロケットエンジンの開発は航平の「夢」であり、そんな簡単にこの夢を乗せたバルブシステムの技術を売り渡すことはできなかったのです。

航平は「我社で開発したこのバルブシステムの特許を手放すわけにはいきません。愛着があるのです!」と突っぱねたのです。

いったん、財前と富山は「ご検討ください」と言って引き上げました。

財前は自社への帰りがけの車の中で、富山に「50億までなら出してもいいな。安いものだ」とつぶやいたのです・・
さすがは大企業ですね。。。規模が違います。。《゚Д゚》

その後、佃製作所内では、バルブシステム技術の特許について、貸出をする特許使用契約にするか、譲り渡すべきか、激しい議論が交わされました。

経理部長の殿村(立川談春)は、帝国重工がこのバルブシステムの開発にかけてきたであろう資金くらいの価値はあるはずだ!と言って、100億円であれば売ってもいいのでは?と提案しました。

この提案に対して、技術者の山崎光彦(安田顕)は「お金ではありません、このバルブシステムの技術はお金では計り知れない!100億でも200億でも売れない!それよりもこの技術は外に売り出すべきではない、この技術は佃製作所の宝だ!必ず将来、何かの役にたつはずだ!」と反発しました。

こうして議論は平行線をたどり、いったんこの決断は、社長の航平に託されたのです・・

・・・

後日、航平は帝国重工の財前を訪れました。

航平は財前に、特許の「使用契約」を提案したのですが、財前はあくまで特許の「買取」を求めたのです。なかなか双方とも譲りませんね・・

そんな中、佃製作所は、ナカシマ工業へ逆訴訟をします。

そして、その公判の中で、ナカシマ工業の弁護代理人、中川京一 (ピーター:池畑慎之介)が、原告側の佃製作所の社長、佃航平の証人尋問を要求し、これが実施されることになりました。

このため、航平は次の公判までに、証人尋問の想定されるすべての質問、回答を理解、暗記する必要が出たのです。。

そんな中、財前は、学生時代の旧友だったナカシマ工業の事業企画部の法務グループマネージャーである三田公康(橋本さとし)に接近し、佃製作所のことについて何らかの情報を得ようとしました。まさに三田が今回の佃製作所との裁判を起こした張本人だったからです。

ナカシマ工業が、佃製作所をまるごと買収しようとしている事実を財前は知ることになります。
この事実を知った財前は、佃製作所が買収されて、バルブシステムの特許をも奪われてしまう前に、なんとしても帝国重工がこの特許を買い取る必要がある!と理解しました。

そんな中、航平は法廷での証人尋問を受けます。

この中で、航平はナカシマ工業の弁護代理人、中川より強く尋問を受けました。

ナカシマ工業が独自に開発したはずの製品を、佃製作所がほんとうに独自に開発したものだったのかを。。実際は、佃製作所の製品をナカシマ工業が真似をしただけだったのですが・・

この厳しい尋問を受けた航平は、モノづくりに賭ける技術者の熱い思いを語り、裁判官も航平の熱い思いを熱心に聞き入ったのです(*゚▽゚*)

そして最後に航平は「我々が独自に開発した製品であることは間違いありません。でも、もし、この裁判で負けたとしてもうちは屁でもありません。なぜなら今回の製品の特許を奪われたとしても、我々には「技術」があります。ですから、何も問題ではありません。正義は我にありです!」と熱く語りました。

その後、田端裁判官(上杉祥三)は佃製作所とナカシマ工業の双方の弁護代理人を呼びました。

なんと、航平の熱い想いを田端裁判官は受け取り、佃製作所の主張を聞き入れ、ナカシマ工業の提訴が現時点では認めることができないと言ったのです!!

そして、双方で合意してはどうか?と田端裁判官は提案して、結果的に佃製作所はナカシマ工業から56億円もの和解金を受け取ることになったのです(*゚▽゚*)

まさに事実上の大どんでん返しの一発大逆転の勝利です!!

神谷弁護士は過去の田端裁判官の事案を調べて、田端裁判官は公正な裁判官だと判断し、航平にマニュアルどおりのことばではなく、航平自身のこころから出たことばを法廷で話してもらったのです。

結果的に、この作戦が功を奏して、佃製作所の勝利に結びついたのです!!!(*゚▽゚*)

・・・

この後、白水銀行の支店長、根木節生(東国原英夫)と、融資担当の柳井哲二(春風亭昇太)が、航平と殿村の元を訪れてきました。
もう一度、取引を再開したいと。。
理由は、ナカシマ工業との裁判に佃製作所が勝訴し、56億円もの大金を手にすることになったため、白水銀行としては佃製作所が「優良」な取引先となったためです。

しかし、航平はこの取引を断固拒否しました。

困っているときには冷たくして、佃製作所が有利になれば擦り寄ってくるそんな「金」しか見ていない銀行とは今後一切、つきあうことはない!と・・・

そんな中、ナカシマ工業の中小企業の技術を食い物にして法廷でとことん追い込む卑劣な手口が、新聞に載ってしまったのです!

この記事を書いたのは、ナカシマ工業のために倒産した企業の社長の息子でした。

彼は、現在、新聞記者をしていて、ナカシマ工業の悪行を記事にしたのです!

そして、この記事を書くように仕向けたのは神谷弁護士だったのです(*゚▽゚*)

ナカシマ工業の三田は、ナカシマ工業の社長から今回の失態により肩たたきにあってしまいました。。

・・・

以上が第2話のネタバレ&あらすじとなります。

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◆第3話(11月1日放送)航平の帝国重工への意外な提案とは?

佃製作所は、ナカシマ工業との訴訟で見事に事実上、勝利した形となりました!!

このおかげで、和解金として、56億円もの大金を受け取り、資金の問題はなんとかクリアしました(*゚▽゚*)

佃製作所の社内ではお祭りムードで、帝国重工からもバルブシステムの特許買取で20億円もの大金が入る!と浮かれていたのです。しかし、航平はこれとは違う別の可能性を検討していたのです・・

バルブシステムの特許について、帝国重工に売却してしまうのか、それとも使用契約として貸し出す形にするのか・・

航平の中で2つの可能性をずっと検討していたのですが、結果的にある結論が出たのです。

そんな中、帝国重工の財前と富山は、自社のロケット開発計画である「スターダスト計画」について一刻も早く前にすすめる必要があったため、バルブシステムの使用権利を手に入れようとしていました。

すると、航平は、財前たちに対して、予想外の提案をしたのです《゚Д゚》

この提案とは、バルブシステムを帝国重工に「部品供給する」というものでした。あくまで佃製作所が開発した商品のままで、帝国重工にこの商品を供給して、使ってもらうというスタンスです。
この提案を聞いた財前はひとまず社内に持ち帰って検討すると行って、いったん引き上げます。

そして、この航平の予想外の提案を聞いた佃製作所の社員たちは、びっくりしてしまいます。。

特許を帝国重工に素直に売却すれば、無条件に20億円もの大金が入ってくるのに、航平はこれとは違う別の提案を帝国重工にしたのです!《゚Д゚》

若手社員たちは、航平に対して、自分の夢を見て会社を私物化するな!と詰め寄ったのです・・Σ(゚д゚lll)

そんな中、航平は、娘の利菜(土屋太鳳)からびっくりするようなことを言われます。

なんと突然「1億円を貸してほしい!」と言われたのです・・

利菜は、知り合いの友人の父親が借金をしてしまい、経営していた会社が倒産しそうだということで、その会社を助けるために1億円を貸してほしいと言ったのです。
しかし、航平はこの願いを断ったのです。
すると、利菜は「しょせん、お母さんと同じ考えね!」と言ってその場を立ち去ったのです。

そんな中、財前は佃製作所の技術部の中で、人間関係がギクシャクしていることを耳にしました。

そして、財前は佃製作所を訪れて、なんとか一気に使用契約に持ち込もうとしていたのですが、航平は財前に工場の案内をすることにしました。

財前は、ここで佃製作所の手作業による高い技術と高品質の製品づくりを目の当たりにすることになります。

航平は技術部の良好な人間関係もアピールしました(^O^)

そして、高品質のバブルシステムを見せられた財前は、この製品に魅了されて、なんとしてでも使いたくなったのです。

その後、財前は、航平が語る技術屋としての夢に深く共感しました(*゚▽゚*)

このロケットの部品を開発することは、ネジ一本でも慎重に作る信頼性が必要。
難しいし、だからこそ、その難しい中にチャレンジがある。難しいからこそやる価値があるんだ!と。

この後、財前は、上司の水原(木下ほうか)に、佃製作所のバルブシステムの部品供給のテストをさせてほしいと進言したのです・・・

以上が第3話のネタバレ&あらすじとなります。

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◆第4話(11月8日放送)帝国重工への部品供給はうまくいくか?

財前(吉川晃司)は、佃製作所で航平から説明を受けて、手作業による高い技術によって、高い品質の製品が作られていく様を目の当たりにして、驚嘆しました。

そして、航平が語る技術者としての夢に大いに共感して、航平が提案する部品供給を前向きにすすめることにしました。

財前は、佃製作所のバブルシステムの部品供給のテストをさせてほしいと上司の水原(木下ほうか)に進言します。

水原は、財前には前向きなことばを返しつつ、財前のこのやり方に不満を抱きました。

そして、富山(新井浩文)に航平との交渉を任せることにしたのです《゚Д゚》。

富山はこの機会を昇進のチャンスと見ました。
というのも、富山はポスト財前として、その立場を狙っていたからです。

そんな中、航平は、社員に説明しました。
帝国重工へのバルブシステム供給のためのテストが決まったと。
しかし、社員たちは、不満の声を挙げたのです《゚Д゚》

なかなか社内調整がうまくいかず、自分の経営者としての資質に改めて疑問符を投げかける航平でした・・

いよいよ部品供給のためのテスト当日がやってきました。

富山は、自分の同期の溝口(六角慎司)と田村(戸次重幸)を引き連れて、佃製作所にやってきました。

溝口も、水原の息がかかっていたのです。

そして、田村たちは、佃製作所に対して、上から目線でボロクソに言ってきたのですΣ(゚д゚lll)
田村たちは、このテストで佃製作所を不合格にするつもりだったのです。
テストを不合格にして、バブルシステムの部品供給をNGとし、使用許可を取るように持っていこうとしていたのです。
これは、水原と富山の思惑でした。

そんな中、田村は、赤字が出た佃製作所には取引先として問題があるため、きちっと経営状態を数値で出して欲しいと何項目にも及ぶ報告文書の提出を要望してきました。

この後、佃製作所の社員たちは、散々馬鹿にされた悔しさをバネに一晩で経理資料を作成します!

翌日、再度、帝国重工の田村率いる監査人がやってきました。

まずは現場の品質テストとして、ナカシマ工業と佃製作所が制作したシリンダーの研磨状態を帝国重工の監査人に見てもらいます。
そして、佃の技術を帝国重工の技術者は目の当たりにして、驚愕するのです。。《゚Д゚》

そして、帝国重工から指摘された赤字経営の部分について、経理部総出で一晩で資料をまとめて田村に出しました。
売上見込みによる来年の本業黒字の数値等を差し出したのです。

田村はこれらの資料にも難癖をつけてきたのですが、経理部長の殿村(立川談春)は、帝国重工としてこれらのしっかりした数値でも正確な判断ができないのであれば、佃製作所としてもつきあいを考えたい!と言い出したのです。

帝国重工が佃製作所をテストしているだけではなく、佃製作所としても帝国重工という企業をテストしていると!

田村は「ふざけるな!」と上から目線で言ってきたのですが、佃製作所の高品質のバルブシステムは、帝国重工だけではなく、世界中の企業がほしがっていると殿村は言い返しました。

そして、佃製作所として、帝国重工とのつきあいはやめさせてもらいます!と毅然とした態度で言い放ったのです!

田村はさすがにそんなことをされてはまずいと思いました。
今回は佃製作所からの部品供給という形を止めさせて、使用権利という形で進めたいという思惑があったのですが、このバルブシステム自体の提供がNGとなると、帝国重工としても非常に困るためです。

いったん、田村たちは引き下がりました。

そして、結果的に、佃製作所の適正評価としては、財務評価システムの点数が71点と高得点だったのです・・・

現場の評価としても、下請けの中でもトップレベルでした。

そんな中、なんと帝国重工に不合格品のバルブシステムを納品してしまったことが発覚しますΣ(゚д゚lll)

帝国重工からも納品されたバルブシステムが不良品ではないかと報告してきたのです。

えぇぇぇ~!!非常に重要な局面での大失態ですが、これはなんとチームにいた真野(山崎育三郎)の仕業だったのです・・

正規品のバルブを届けるべきだったのに、わざと不合格品の製品を納品するように仕向けたのです。

理由は、真野にとっては、みんなと同様、当初は部品供給をすることに反対でした。
しかし、テスト後は、真野の周りのみんなが部品供給をすることに積極的になったため、真野は腹が立っていたのです。

みんなが部品供給に積極的になった理由は、帝国重工にテストで馬鹿にされたために、意地とプライドで帝国重工に立ち向かうためだったのですが、真野にとっては、納得がいかなかったのです。

ひとまず、航平たちは急いで正規品を用意して、帝国重工に正規品バルブを持ち込み、工場内部にいた浅木捷平(中村倫也)に頼み込みました。

航平は「ミスはミスで認めます。しかし、なんとしても佃の品質を見てもらいたい!もう一度、この製品でテストをしてほしい!」と。。

浅木は、佃製作所での現場テストで、佃の製品の技術力を高く評価した一人でした。

浅木は、航平の熱い熱意を受けて、財前に頼むことにしました。
するとそこに財前がやってきました。

そして、テストをし直すことは、今回のプロジェクトの指揮命令者の富山の命令に背くことになるのですが、財前が「これは部長命令だ」と言って、航平が持ってきた正規品のバルブシステムをもう一度、テストをすることにしたのです(*゚▽゚*)
航平や佃製作所のみんなのモノづくりに対する情熱、思い、および技術力を財前は買っているし、絶大な信頼を寄せていたからです。

そんな中、航平に、宇宙科学開発機構で働いていた時の同期の三上(吉見一豊)から連絡が入ります。

そして、その内容はもう一度、共に宇宙に挑戦しよう!というもので研究所に戻ってみてはどうか?というものでした(*゚▽゚*)

宇宙への夢は決してあきらめていなかった航平。

しかし、その誘いの言葉を受けて、航平は「断るよ」と言ったのです(*゚▽゚*)
航平は夢は佃製作所でも十分に叶えられる・・と判断したのです。
航平にとって、佃製作所の社員たちと共に夢を持ってモノづくりをするというホンモノのおもしろさを見つけたのです・・・

・・・

以上が第4話のネタバレ&あらすじとなります。

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◆第5話(11月15日放送)ロケット開発編完結!

佃製作所が、帝国重工に製品テストで納品した製品が、なんと不良品でしたΣ(゚д゚lll)

これは、実は、真野(山崎育三郎)の裏切りによって、わざと不良品が納品されるように仕向けられたのですが、なんとか再度、航平が帝国重工に頼み込み、正規品を試してもらって、無事に製品テストは合格しました(*゚▽゚*)

帝国重工で、水原(木下ほうか)と富山(新井浩文)、財前(吉川晃司)の3人が話をしていて、水原と富山は、この不良品を納品してしまったということで、佃製作所からの部品供給を取りやめにし、使用許可の方向で話を進めようとしました。
しかし、財前は、「佃製作所は、金では動かない。モノづくりのプライドで動いているからだ!」と言って、「使用許可を強要すると、バルブシステムの供給自体を佃製作所から断られる可能性がある!そうなればスターダスト計画自体がなくなってしまう!」と言って、現状のまま進めることを水原と富山に納得させたのです。

そんな中、航平の娘の利菜(土屋太鳳)は、沙耶(真矢ミキ)から父親の航平に対して、正直な気持ちを伝えるように促されていました。

この言葉を受けて利菜は、今まで1人でずっと抱えていた悩みなどを航平に告白することにしたのです。
利菜は、将来のことが不安になり、好きだったバトミントンもやめたのです。
そして、利菜は、父親である航平が仕事ばかりを見ていて、利菜のことをきちっと見ていなかったので、「ちゃんと私のことを信用してよ。そして私のことをちゃんと見てね」と言ったのです。
航平は、信頼していた娘の利菜からの正直な気持ちを聞いて、「もちろん信用しているよ。自分の娘を信頼しない親がどこにいるんだ・・」と言って涙を流したのです・・

一方、バルブシステムの試験については、最終テストの燃焼試験を残すのみとなりました。

この燃焼試験の当日、航平は技術開発部長の山崎(安田顕)と共に現場に来ました。

そして、財前たちと共にこのテストの行方を見守っていたのですが、なんとバルブが異常な数値を示して、実験は失敗に終わってしまったのです・・・Σ(゚д゚lll)。

非常に残念な結果に終わったのですが、富山(新井浩文)は、バルブに問題がある!と指摘してきました。
航平たちは、佃製のバルブには問題がないことを突き止めていたのですが・・・

そんな中、財前は1週間で、この原因を突き止めて欲しいと航平に頼みますが、富山は、なんとこの原因を3日で突き止めろ!とむちゃぶりを言ってきたのです。
航平たちは、泊まりこんで、この失敗の原因究明にあたることにしました。

いったい、この実験の失敗はなにが原因なのか?
果たして、原因はほんとうに佃製作所が提供したバルブにあるのか?
・・・
航平たちは3日目になっても原因が特定できずにあせっていました。
そして、もう一度、自分たちのバルブを検証したのですが、問題はやはりありませんでした。。

いったい、どこに原因があるのか・・・

そんな中、航平たちはバルブに何かが擦れた微細な傷があることに気付きます。
この傷には、二酸化ケイ素が付着していました。これこそ、バルブを誤作動させた超本人であり、その物質を出した「元」を特定できました!
それはバルブの先にある「フィルタ」でした。
この「フィルタ」は、帝国重工が作成したものでした。

実は、今回の燃焼試験の前に、一度、同じ燃焼試験を実施していました。

この時の試験は問題なかったのですが、この時には佃製作所が作成したフィルタを使っていました。

そして、今回、失敗した際に使っていたのは「帝国重工」が作成したフィルタだったのです《゚Д゚》

航平は、帝国重工のスタッフの前で熱く語りました。

「大きな夢の前では、大企業も中小企業も、佃製作所も帝国重工もない。

いいものを作りたいという思い、技術者のプライドがあるだけです!

富山さん、共に、純国産ロケットを打ち上げませんか?」

この話を聞いた帝国重工のスタッフたちは拍手喝采したのです(*゚▽゚*)

後日、失敗の原因を取り除いた上で、再度、燃焼試験を実施して、見事、大成功を収めたのです。

・・・

すべての試験をクリアした佃製作所のバルブシステム。

このバルブシステムを帝国重工が使うかどうかという最終判断を下すのは・・・

ほかでもない帝国重工の社長である藤間秀樹(杉良太郎)でした。

そして、帝国重工の役員会に財前は出席し、佃製作所のバルブシステムを使うように説得を試みたのです。

7年前にロケット打ち上げに失敗した際、航平も開発者として宇宙開発研究所にいたのですが、航平は、この失敗の原因が燃料系の問題で、バルブシステムの早期改良が最重要課題だったことに気づいていたのです。

それ以来、航平は、ずっとこのバルブシステムの開発にこだわり、そして、ついに最高のバルブシステムを作り上げたのです。

藤間社長はいったんNGを出したのですが、財前はストップをかけて、航平が夢をかけて開発したバルブシステムについて熱く語ったのです。

その中で、財前は航平の宇宙にかける「夢」を語り、航平が開発した世界最高のバルブシステムをぜひ採用してほしいと藤間社長を説得しました。

宇宙開発にかける思い、夢は、社長にもある!
そしてこの熱い夢を持つ航平の思いもきっと社長なら分かるはず!

帝国重工の技術をはるかに上回る佃製作所のバルブシステムでしか、社長の夢である純国産ロケットの打ち上げは叶えられない!

なにより、このバルブシステムは帝国重工以外にも、欲しがっている同業他社は山ほどある。

「いま」この佃製作所のバルブシステムを採用しないと、この計画が水の泡になり、社長の夢も叶えられなくなる・・

・・・

この財前の熱い想いを聞いた藤間社長は・・・
「バルブを制するものはロケットエンジンを制する・・か。
分かった!このバルブを搭載しよう!」

と英断したのです(*゚▽゚*)

・・・

半年後、いよいよスターダスト計画の実行の日がやってきました。
純国産ロケットの打ち上げです。

そして・・・

とうとう、種子島宇宙センターから、佃製作所が制作したバルブシステムを搭載した純国産ロケットが見事に打ち上げられたのです!!!!(*゚▽゚*)

無事に成功したことを、財前から航平に電話をかけて、航平たちは空を見ながら歓喜したのです。

この時、航平の横にいた利菜は、「わたしもロケットを作りたい。だから慶応に絶対入る」と言ったのです・・・

・・・

以上が第5話(ロケット開発編完結)のネタバレ&あらすじとなります。

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◆第6話(11月22日放送)ガウディ計画始動!

見事に純国産ロケットの打ち上げに成功してから3年の月日が流れました・・・

佃製作所は、このロケット打ち上げという偉業によって、世間から注目も集まり、大幅に業績を伸ばしてきました(*゚▽゚*)。

そんなある日、帝国重工の関連企業の懇親会が開かれます。

航平は、この懇親会に出席しました。

この席で、航平は財前(吉川晃司)と久しぶりに再会することになります(*゚▽゚*)

すると、帝国重工の宇宙航空部に所属する資材調達担当の部長、石坂が現れました。

石坂は、元NASA出身のサヤマ製作所の社長、椎名(小泉孝太郎)と共にいました。
そして、財前は、航平にびっくりするような話をしたのです。

実は、バルブの選定をコンペで決めることになったと!

そんな中、佃製作所に、とあるメーカーから新しい取引依頼が来ました。

この依頼元は、最大手の精密機器メーカーの「日本クライン」でした。

この依頼内容は、動作保証が90日という小さなバタフライバルブの試作品の開発でした。

この開発には高度な技術が必要とされるのですが、少ない予算しかもらえず、またいったい何の部品なのかが不明でした《゚Д゚》

あまり条件のよろしくない案件だったのですが、航平は、大手企業との取引ができる絶好の機会ととらえて、この依頼を思い切って受けることにしました(*゚▽゚*)

その後、このバタフライバルブの目的が判明します。

実は、人工心臓のコアハートというものに使うものでした!。

そして、各界に大きな影響力を持つアジア医科大学の貴船教授(世良公則)がバックにいることもわかります。

医療機器については、ロケットのバルブ以上の高い品質が必要とされるため、航平は気を引き締めました。

ある日、サヤマ製作所の社長、椎名は、貴船教授との会席に出席します。

そして、椎名は、佃製作所にバルブ制作を頼むよりもサヤマ製作所に一任してほしい!と頼みました。

貴船教授は、佃製作所よりも低コスト、短納期、高品質なバルブを作るのであれば考えてもいい・・と言ったのです。

そんな中、佃製作所では、このバタフライバルブの試作品の制作に苦労していたのです・・・

・・・

ある日、航平は、慶應義塾大学3年生になった娘の利菜(土屋太鳳)とボーリングに行きます。

利菜は、就職活動をがんばっていました。

航平はそんな娘とボーリングでふとした親子のひとときを過ごしたのです。

・・・

そして、ついに佃製作所にて高品質なバタフライバルブの試作品が完成しました!(*゚▽゚*)

そして、日本クラインに納品します(*゚▽゚*)

日本クラインでのテストもパスして、佃製作所の試作品は非常に高品質だと評価されました。

しかし・・

日本クラインからなんと「新たな設計書」を渡され、今度はこの設計書を元に新しい試作品を再度つくってほしいと頼んできたのです《゚Д゚》

この前の試作品を改善したものだと。

そして、少ない資金で再度、試作品を作って欲しいと上から目線で日本クラインは航平に依頼してきたのです。。

航平は、寝る間も惜しんで作製した試作品を簡単に破棄され、横柄に次の試作品を頼んでくる日本クラインの担当者に辟易して、この依頼を断ったのです。。。

・・・

そんな中、このバタフライバルブの設計に携わったチームメンバーの一人、中里が急遽、辞めると言いだしたのですΣ(゚д゚lll)
中里は次の転職先が見つかったということで・・・

実は・・・この転職先はサヤマ製作所だったのです!!

サヤマ製作所の社長、椎名が、中里に近寄り、佃の技術を根こそぎ盗んだのです・・・

・・・

そんな中、佃製作所を辞めた真野(山崎育三郎)が、佃製作所を訪ねてきました。

真野は、以前、帝国重工へのバルブシステムの部品供給テストの試作品を作っていた際に、裏切り行為を行ってしまい、佃製作所を退職していました。

その後、航平の計らいによって、真野は、福井の北陸医科大学の先端医療研究所で研究員として働いていたのです。

真野が、航平の元に訪ねてきた理由は、航平にあるプロジェクトに参加してほしかったのです。

そのプロジェクトとは、心臓弁膜症の人工弁の開発プロジェクト「ガウディ計画」です。

真野は、北陸医科大学の一村隼人教授(今田耕司)と株式会社サクラダの桜田章(石倉三郎)たちと一緒に研究を進めていました。

この提案を受けて、航平たちは受けるべきかどうか思案するのですが、資金的にかなり厳しいプロジェクトとなるため、航平はいったんこの提案を断りました。

しかし、真野は、あきらめきれずに、航平にある依頼をします。

それは、一度、株式会社サクラダに来てこのプロジェクトに取り組んでいる姿を見て欲しいと!

この真野の熱い依頼を受けて、航平たちは福井を訪れることにしました。

サクラダの工場を視察した航平は、ある疑問が出てきました。

なぜ、桜田はこんなにもこのプロジェクトに熱意を持っているのかと・・

そして、航平は、その理由を桜田に聞きます。

すると、桜田は、「これは罪滅ぼしだ」と言ったのです。。。

娘の結(ゆい)のためだと。

実は結は重い心臓弁膜症だったのです。

結は手術をして人工弁をつけたのですが、成長する度に手術をして人工弁を取り替えていました。

そしてある日、結は血栓の影響で、突然、弁が動かなくなり、緊急手術を行ったのですが、亡くなってしまいました・・・Σ(゚д゚lll)

桜田は、娘の結のことを受けて、今後、二度と結のような子供達をつくらないようにと、この人工弁の開発プロジェクト、ガウディ計画に全力を注いでいたのです。

航平は、この話を聞いて、佃製作所がこのガウディ計画に協力することを決意したのです。

・・・

以上が第6話のネタバレ&あらすじとなります。

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◆第7話(11月29日放送)ガウディの開発は前途多難!

佃製作所は、新型人工弁の開発プロジェクトの「ガウディ計画」に参加することになりました(*゚▽゚*)
早速、佃製作所にて、北陸医科大学の一村隼人教授(今田耕司)は、この計画について説明を行います。

航平は、このプロジェクトを進める上で、主要メンバーを選出します。

そのメンバーとは、開発部の立花(竹内涼真)と加納(朝倉あき)、鈴木(堀井新太)、そして、営業部の江原(和田聰宏)でした。

この計画で必要とされている人工弁については、技術的に血栓ができないものにすること、そして、独立行政法人であるPMEA(独立行政法人医薬品医療器具総合機構:医薬品、医療機器の審査機関)と厚労省の審査を通ること、という厚い壁があったのです。

そんな中、サヤマ製作所の社長である椎名(小泉孝太郎)は、貴船教授(世良公則)に話を持ちかけていました。

その話とは、コアハートの人工心臓以外にも、人工弁への参入をしてみてはどうかというものでした。

その話を受けて、貴船は、早速、一村隼人教授の元を訪れます。

そして、椎名が話した人工弁「ガウディ」について、共同開発をしてみないか・・と話を持ちかけたのです。
この話を受けた一村は、断ったのです!

一村は、この計画は1人で最後までやり遂げたい!と言ったのです。

人工弁「ガウディ」は私が開発したものですから・・と。

実は、人工心臓のコアハートは一村のアイデアだったのですが、貴船がそれを盗み取ったのでした。。

しかし、人工弁「ガウディ」については、一村はどうしても自身で最後までやり遂げたかったのです(*゚▽゚*)

・・・

そんな中、、航平は、慶應義塾大学3年生になった娘の利菜(土屋太鳳)に彼氏ができたことに衝撃を受けてしまいます《゚Д゚》

航平の知らないところで、利菜はどんどん成長しているんですね。

一方で、人工弁「ガウディ計画」の一環として、PMEAの第一次面談があります。

一村隼人教授やサクラダの桜田社長、そして航平が望みますが、PEMAの審査官である滝川信二(篠井英介)は、この人工弁に関わっている佃製作所やサクラダについて、吹けば飛ぶような中小企業だ!ということで厳しい意見を言います。

「どんな製品をつくるか?ではなく、「どこが」作るか?だよ。
人工弁という非常に高い技術が必要な医療品は、それなりの企業が関わるべきだ。
その点、貴船教授が携わっている人工心臓の企業はすばらしいよ。。」と。。

実は、この審査官の滝川は、事前に貴船教授と話していて裏取引していたのです。
貴船は、自分の誘いを断った一村に手を組んで欲しかったので、わざとPMEAの面談を落とそうとしていたのです。
そうすることで、一村が貴船に泣きついてくる・・と考えていたのです。

そんな中、佃製作所では、リーダー立花が先頭に立って、人工弁の開発を進めていましたが、この開発はうまくいきませんでした。

ロケットエンジンのバルブシステムを開発するほどの技術力がある佃製作所でも、人工弁という未知の分野の製品開発は失敗、失敗の連続で、なかなか前に進むことができなかったのです。。Σ(゚д゚lll)

諦めるしかないのか・・

しかし、どうしても諦めきれない航平と開発部の立花、加納、鈴木たちは、再度、福井に向かいます。

訪れた際に、桜田社長の元気がなかったので、航平は気になって、桜田にその訳を聞きました。
すると、なんと桜田の会社では、なかなか身を結ばないガウディ計画にこれ以上、投資することが難しいという判断が出ていたのでした。。《゚Д゚》

そして、この後、航平たちは一村教授が勤務する病院に訪れました。

ここの病院の子供達の1人が心臓の手術を受けることになり、航平たちはこの手術に立会うことになります。

この手術では、現在使われているアメリカ製の人工弁をつけたのですが、不完全なもののため、将来的にはやはり新型の人工弁が必要だったのです。

この体験を通して、航平たちは改めて、このガウディ計画に携わる意義を再発見します。

心臓の病気で苦しんでいる人たちの命をつなぐためにも、このガウディ計画を成功させる必要があるんだ!と・・・

・・・

後日、PMEAの2回目の面談がありました。

PEMAの審査官である滝川は相変わらず、航平達に対して厳しい態度で接してきました。

医療機器を製作し、世に出すためには、医療機器の製造販売の認可が必要なのですが、この認可を取るには、臨床試験等、莫大な資金がかかるため、大企業との強力が必要不可欠なのです。

そしてこの協力先の大企業候補として、サヤマ製作所なんかどうでしょうか?と滝川審査官は言ってきたのです。

この言葉を聞いて、航平は滝川に熱い思いをぶつけたのです!

「では、そのような大企業を探せばいいのですね?」

「思いのないところに技術の進歩はない!われわれは我々の技術、思いを分かってくれる企業を必ず探します!」と。。

滝川としては、貴船教授に話を持って行ってもらい、サヤマ製作所にガウディ計画を一任させたかったのですが、航平としては、なんとしてでも、このガウディ計画を最後までやり遂げる覚悟だったのです(*゚▽゚*)

・・・

一方、サヤマ製作所の社長の椎名は、佃製作所から引き抜いた中里に一刻も早く、コアハートで使用するバルブの開発を急ぐようにとせっつきました。

この開発がうまくいけば、ロケットに積むバルブシステムの開発チームに抜擢すると、椎名は、中里に約束したのです。。

現在、帝国重工が使っているロケットのバルブシステムについては、佃製作所が提供しているのですが、椎名は、なんとしてもサヤマ製作所のバルブシステムを帝国重工に使ってほしかったのです。

このため、椎名は、四方八方からいろんな手口で帝国重工に根回しをしていたのです・・・

そんな中、中里は、職場の横田信生(バカリズム)に、現在、サヤマ製作所が出荷している人工心臓用バルブについて、参考のために検証させてほしいと頼みました。

すると、なんと、たまたまその製品は不良品だったのです《゚Д゚》

「え?手にした製品がたまたま不良品だったのか!?
しかしこれは、出荷しようとしていた正規品だぞ。。」

横田もこの結果について不信に思ったのです。。

・・・

以上が第7話のネタバレ&あらすじとなります。

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◆第8話(12月6日放送)ロケットエンジンのコンペの結果は??

「ガウディ計画」での新型人工弁の開発に向けて、佃製作所では、開発メンバーの立花(竹内涼真)、加納(朝倉あき)、そして鈴木(堀井新太)たちが、新たな気持ちで取り組んでいました。

そんな中、航平は、福井の株式会社サクラダの桜田社長(石倉三郎)からガウディ計画を進めていくための資金繰りが行き詰まっていることを聞いたため、佃製作所で緊急ミーティングを開きました。

佃製作所でも決して、資金に余裕があるわけではないのですが、引き続き、このガウディ計画を進めていくことにしました。
航平のこの計画にかける思いは相当熱いものがあるんですね(*゚▽゚*)

そんな中、ロケットエンジンのバルブ供給元を決める帝国重工のコンペが間近にせまっていました。

そのコンペは、3週間後です。

このロケットエンジンのバルブ供給については、佃製作所にとっては売上の要のビジネスであり、引き続き、取引を続けていく必要があります。
絶対に他社に奪われてはならない部分であり、特にこのビジネスを狙っているサヤマ製作所には負けられません!

そんな中、帝国重工の富山(新井浩文)から、急遽、このバルブシステムの燃焼試験の日程を1週間早めてほしいと依頼がありました。

燃焼試験のための準備は相当時間がかかるため、航平は断ったのですが、既に決まった試験日程をずらすことはできなかったのです・・・Σ(゚д゚lll)

バルブ開発チームは、この厳しい日程の中、なんとか準備を急いで、帝国重工のコンペに臨むことになります《゚Д゚》

そんな中、佃製作所が開発をすすめていたある製品が形にったため、試作品を披露するべく、航平は帝国重工の財前(吉川晃司)を会社に招きました。

この試作品は「シュレッダー」で二酸化ケイ素等の異物を除去するフィルタの役割を担うものでした。

もしこれが製品化されるとロケットエンジンのバルブの正常動作を守る大きなキーデバイスになる可能性を秘めていました。

また航平はガウディ計画の話を財前にして、ぜひ人工弁の共同開発をお願いしたい!と依頼したのです。

最終的に、シュレッダーの異物を取り除く技術は、人工弁の血栓を取り除く技術にも応用できる!ということで、財前は、帝国重工に提案することを決意しました。

そんな中、見事、佃製作所のロケットエンジンバルブの燃焼試験は、成功します。

一方、サヤマ製作所のバルブの燃焼試験も合格するのですが、試験結果としては佃製作所の方が断然、技術的にも上を行ってました。

通常、この結果であれば、従来通り、佃製作所のバルブが使われるはずなのですが、裏でサヤマ製作所が動いていたのです。

サヤマ製作所の社長、椎名(小泉孝太郎)は、このコンペに勝つため、帝国重工に話を持ちかけ、バルブを帝国重工とサヤマ製作所で共同開発をしようとしていたのです。

共同開発ということは、バルブ製作の内製化により自社で開発を推進しようとしている帝国重工のポリシーにも合致します。

この談合には、帝国重工の部品調達グループの部長、石坂宗典(石井一考)がからんでいました。

そして、バルブ提供元を決める会議の席で、財前は佃製作所の技術力の高さを売りに、佃製作所のバルブ製品の続投を主張しました。
また、新型製品であるシュレッダーの話もして、ロケット部品のキーデバイスになるし、将来的にロケット分野以外でも人工弁等の医療分野にも応用が効く将来性のある製品なので、ぜひ佃製作所と共同開発をしたい旨を熱弁します。

しかし、石坂は、燃焼試験の結果は、サヤマ製作所と佃製作所で大した差はない「僅差」であり、しかも、サヤマ製作所は帝国重工とバルブを共同開発する意思があるため、帝国重工の内製化にもつながる!と主張したのです。

結果的に・・・

バルブ提供は、サヤマ製作所から受ける!と決まってしまったのです。。<(ToT)>

佃製作所の資金調達の要であり、佃プライド、佃品質の売りでもあったバルブ供給が絶たれてしまい、航平も佃製作所の社員もかなり落ち込んでしまいます。。

しかし、航平はすぐに気持ちを切り替えて、社員たちに「また次がある!次のチャンスもある。俺たちはいいモノを作っていこう!いいモノを作っていれば、必ずそれを求めてくれる会社がいるんだ!」と元気づけたのです。

後日、北陸医科大学の一村隼人教授(今田耕司)と株式会社サクラダの桜田章(石倉三郎)、そして真野たちが佃製作所を訪れました。

桜田は、自分が佃製作所をガウディ計画に巻き込んでしまったために、帝国重工へのバルブ供給が絶たれてしまった・・と思って後悔していました。

しかし、佃製作所では変わらずガウディ計画のために熱心に取り組んでいたのです!!

航平は、真野や一村、そして桜田たちに「ガウディ計画に参加させてくれてありがとうございます。必ず、この計画を成功させてみせます!」と言って、ガウディ計画にかける意気込みを示したのです。

七転び八起きで、佃製作所は再び、その技術力をガウディ計画に全力投球していたのです!!

そんな中、貴船(世良公則)のコアハートの臨床試験が実施されることになりました。

コアハートを世に知らしめる絶好の機会であり、絶対に失敗は許されません。

貴船は、弟子である巻田(横田栄司)にこの臨床試験は絶対失敗できない旨を伝えました。

そして、臨床試験が開始されたのですが、なんと被験者の小西(児島功一)の容態が急変してしまい、そのまま死亡してしまったのです・・

・・・

以上が第8話のネタバレ&あらすじとなります。

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◆第9話(12月13日放送)謎の女性ジャーナリスト登場

貴船(世良公則)のコアハートの臨床試験が開始されましたが、被験者である患者の小西(児島功一)の容態が急変します。
そしてなんとそのまま死亡してしまったのです・・《゚Д゚》

絶対に失敗してはいけないコアハートの臨床試験。

貴船は、初期対応の誤りを指摘し、コアハート自体に問題は無かったとして、自分の弟子である巻田(横田栄司)に臨床試験の全責任を負わせてしまいました。

そして、再度、臨床試験をすることを検討しはじめたのです。
なんだかおそろしい教授ですね。
しかも、コアハートには、ほんとうに問題がなかったのでしょうか。。

その頃、サヤマ製作所の中里(高橋光臣)と横田信生(バカリズム)は、もしかしたらコアハート自体に問題があったのではないか?と疑っていたのです。

このコアハートのバルブは、当初、横田が開発に携わっていたのですが、なかなか開発がうまくいきませんでした。

しかし、この開発を開発部マネージャーである月島尚人(福田転球)が引き継いだとたんにすぐに開発が進み、あっという間に製品化されたのです・・

難しいバルブの開発があっという間に進んだことについて、横田は、月島が開発したコアハートのバルブには欠陥があったのではないか?と疑っていたのです。

一方の佃製作所は、ロケットエンジンのバルブ提供をサヤマ製作所に取られてしまうという痛手を被りました。

このバルブ提供の停止は、佃製作所にとっては、単なる部品提供停止にとどまらず、取引先から取引を縮小したいという要望が相次ぐという自体に陥ってしまいます・・

そんな佃製作所に、咲間倫子(高島彩)という謎の女性ジャーナリストが現れます。

そして、「コアハート」の当事者として、航平や山崎(安田顕)たちに意見を求めてきたのです。
なんとコアハートのバルブの設計図を咲間は持ってきたのです!

実は、咲間は、貴船の弟子の巻田から、コアハートの件について、真実を暴いて欲しいと依頼されたのです。

理由は、貴船は、今回のコアハートの臨床試験に失敗した責任を巻田に押し付けて、巻田を高知の病院に飛ばしたため、これを恨んだ巻田が、ジャーナリストの咲間に連絡したのです。

航平たちがこの設計図を検証すると、なんと、佃製作所で開発していたものだったのです。。

佃製作所から離れてサヤマ製作所に移った中里がサヤマ製作所に持ち出していたのです。。。

この後、貴船は、サヤマ製作所の社長、椎名(小泉孝太郎)と話をします。

そして、椎名は貴船にあるアドバイスをしたのです。

このアドバイスとは、高知に飛ばした巻田をいったん元に戻して、貴船の元においたほうがいいと。。

理由は、血迷った人間は何をしでかすか分からず、こちらに不利な情報を流す可能性があると考えたからです。

そして、貴船はすぐに巻田を元に戻し、口止めしたのです。
コアハートの内情は言わないようにと・・
貴船は、咲間の動きを知っていたのです。。

この後、巻田は咲間に協力しなくなりました・・・Σ(゚д゚lll)

その頃、一村隼人教授(今田耕司)は遅延している人工弁開発のガウディ計画を子供たちのためになんとか1日でも早く商品化にこぎつけたいと思い、なんと貴船に会いにいきました。

PMEAにも通過せずにあせっていた一村は、なんとか製品化を実現したいという思いで、貴船に共同開発を頼みに行ったのです。

しかし、貴船はこの一村の誘いを冷たく断りましたΣ(゚д゚lll)

そんな中、なんと佃製作所にて、このガウディ計画の人工弁のバルブの社内試験に合格したのです!!!

そして航平は、一村にこの成功を報告しました(*゚▽゚*)

ぜひ、PMEAを受けましょう!と。

・・・

そして、後日、PMEAの第3回目の面談がスタートしたのです。

PEMAの審査官である滝川信二(篠井英介)は、この人工弁開発を支援してくれる大手企業は見つかりましたか?と痛いところを早速ついてきました。

航平は、現在、探しているところだと伝えたのですが、滝川は、話にならない!と突っぱねたのです。

航平たちは、佃製作所の熱い思いをぶつけました。

まずはその製品がすぐれているかの本質的な議論が必要だと!

病気で苦しんでいる子供たちを救うためにここに来ました。ぜひ、製品を見て欲しい!と。

すると、滝川以外のPMEA監査人たちが、興味を持ち始めます。

滝川は、なんとかこの面談を終わらせようとしたのですが、航平は、この場でなんと滝川と貴船が密談を重ねていることを暴露したのです!!

航平は、この密談の情報をジャーナリストの咲間からもらっていたのです。

すると、この面談をやめさせようとしていた滝川に対して審査官のリーダーが一喝します。

PEMAとして恥ずかしいと。。

そして、なんと滝川以外の審査官たちが、航平たちに謝ったのです《゚Д゚》

PEMAとして申し訳なかったと・・

その後、審査官たちは、佃製作所が開発した新型人工弁の製品が持つ技術の素晴らしさを認めて、正式に受け入れてくれたのです!!!

こうして、見事、佃製作所の新型人工弁のバルブは、PEMAの正式認可にこぎづけたのでした!!

この後、滝川はPMEAを下ろされてしまったのです・・・

・・・

後日、航平たちは、咲間から嫌な知らせを聞きました。

コアハートの2回目の臨床試験が行われる予定だと・・・

もし、コアハート自体に問題があるとすると、2人目の犠牲者を出すことになる。。

この後、咲間は、サヤマ製作所の椎名を呼び出しました。
コアハートについて話が聞きたいということで。

すると、なんとその場に航平たちも登場したのです!

そして、航平たちは、椎名に例のコアハートのバルブの設計図を差し出します。

そして、椎名に問い詰めました。

ほんとうにこの設計図の製品を、設計図どおりに製作したのですか?と。。

航平たちは、この製品が開発段階で問題をはらんでいたのではないかと疑っていたのです。

そのために1回目の臨床試験で患者が亡くなったのではないかと・・・

椎名は、最初は冷静でしたが、航平たちに問い詰められる中で、徐々に感情的になってきます。

咲間の夫は、医療事故で亡くなりましたが、そのことについてなんと椎名は、咲間を糾弾したのです!!

咲間の夫の医療事故で、咲間は名声を得たが、咲間の今の動きは、コアハートの商品化を遅らせているだけだと・・

このような咲間の余計な動きが、コアハートの商品化を遅らせて、助かるはずの命をも犠牲にしていると・・

すると、航平は、椎名に言い返しました。

そんなあんたこそ、目先の利益にくらまされて、汚いことをしている!と。

法的手段に訴えてでも、必ず、あんたがやってきたことを暴いてやる!

技術は嘘をつかない!!と・・・

椎名はやれるものならやってみろと不敵な笑みを浮かべたのです・・・

・・・

以上が第9話のネタバレ&あらすじとなります。

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◆第10話:最終回(12月20日放送)ガウディ製品化の行方は!?

新型の人工弁「ガウディ」について、佃製作所ではいよいよ大型動物による実験に着手しました。

航平は、PEMAの面談にもパスし、順調な運びに気をよくしていました(*゚▽゚*)

しかし、そんな中、一村から心配になる情報を聞きました。

なんと、このガウディを待っている患者の聖人(庵原匠悟)の容態が芳しくなかったのです・・

このような中、1日でも早くガウディの試験を進めなければなりませんでした。
新型の人工弁を待っている患者はたくさんいるのです。。
航平たちは、佃製作所からサヤマ製作所に移った中里(高橋光臣)に接触します。
そして、コアハートのバルブについて聞くのですが中里は「問題ありません!」と言いました。
航平は「もし問題があればまた次の臨床試験で患者が亡くなるかも知れないぞ!」と中里に返します。
中里は、佃製作所からバルブの設計図を持ち出したことを、航平は知っているんだ・・と気づきました。

そして、中里はとうとう動き始めます!

中里はコアハートのキーパーソンであるマネージャーの月島(福田転球)に接触することにします。

月島は、開発データを管理している管理者です。

中里は、現在のバルブの実験記録をぜひ参考にさせてほしいと言って、月島に頼み込んだのです。

月島から了承されて、中里は、早速、実験データを見ましたが、その内容はほぼ完璧に近いものでした・・・

しかし、その完璧すぎるデータに対して、横田(バカリズム)は、疑念を抱きます。

そんな中、ジャーナリストの咲間倫子(高島彩)は、コアハートに関する実験データを入手します。
咲間は、あるルートからこのデータを入手したのです。
このデータを流したのはサヤマ製作所の横田信生(バカリズム)でした!
横田は、中里にこのことを告白します。
横田は、この完璧すぎる実験数値にずっと疑念を抱き続けていました。
「不完全なバルブ」を搭載したコアハートを臨床実験に使ったから患者が亡くなったのでは?と考えていたのです。
そして、椎名社長はこの偽装を隠蔽するために、中里に無理な納期で正規のバルブの開発を急がせて、このバルブの開発が成功すれば、何事もなかったかのようにコアハートにこのバルブを載せようとしているのでは?と疑っていたのです《゚Д゚》。

そんな中、咲間は、早速、航平たちにこの実験データの分析を頼みました。

しかし、佃製作所が保有する計測機器では限界があり、データ偽装の真偽までは調べられなかったのです。

この結果を受けて、航平は、帝国重工の財前部長(吉川晃司)に連絡します。

航平は、帝国重工にある高速耐久実験装置で、このデータの真偽を調べてほしかったのです。
財前は早速、富山(新井浩文)にこの装置での検証を依頼しますが、富山はいったん断りました。

しかし、後日、富山は積極的にこの検証を買ってでました。
理由は、富山は、帝国重工の部品調達グループの部長、石坂宗典(石井一考)が、サヤマ製作所の椎名から賄賂を譲り受けているのを目撃していたからです。
そして、財前が伝えた「データの真偽の検証」について気になっていました。
もし、サヤマ製作所のバルブに問題があれば、これからサヤマと取引をしようとしている帝国重工の信頼にも関わってくる重大事だったからです。

そしてすぐにこの検証結果が出ました。

結果は・・・

間違いなく「データ偽造」だったのです!!《゚Д゚》

・・・

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そんな中、航平の娘の利菜(土屋太鳳)はなんと帝国重工に就職面談に行きました!
利菜は、父である航平たちの背中を見て、ぜひ熱い技術者になりたい!と自分の想いを面接官に語ったのです・・・

・・・

サヤマ製作所の実験データが偽造だったことを財前は、航平たちに話します。

椎名社長は、この帝国重工での検証の動きを嗅ぎつけます。
そして椎名は、開発部マネージャーの月島にこのデータの完全消去をただちに命令し、データは消去されました。

そんな中、咲間が務める雑誌社になんとアジア医科大から警告文が届きました!

咲間の動きが業務妨害のため、このまま続くようであれば、佃製作所も含めて訴える!というものでした《゚Д゚》

咲間の上長は、すぐにこの取材の取りやめを決めます・・・

そんな中、中里は航平たちに会いに来ました。
そして、コアハートのバルブの設計書をサヤマ製作所に横流ししたことを告白し、謝罪しました。
航平は「おまえがしたことは間違いだった。しかし、大事なのは今からどうするかだ。正直に伝えてくれてありがとう!」
「実は、他に絶対許せない人物がいるんだ!」と言います。

そして、航平はすぐに咲間の雑誌社に向かいました。
航平は、咲間の上長に「思い存分、記事を書いてください!大丈夫です、正義はわれに有り!です」と熱く語り、上長は取材を続行することを許可しました。

・・・

一方、帝国重工では第4次スターダスト計画の打ち合わせが執り行われていました。
この打ち合わせでは、ロケットエンジンのバルブの供給元を決めるものでした。

石坂と水原(木下ほうか)は、サヤマ製作所のバルブ採用を進めようとしていたのですが、ここに急遽、財前が乗り込んできたのです!!《゚Д゚》

「緊急の事案が発生しました!」と・・・

重役たちがバルブ採用の話をしている中、このように関係のない話を持って乗り込んできた財前には場合によっては「会社を辞める覚悟」があったのです。

石坂は、しきりにサヤマ製作所のバルブ採用を推し進めようとしたのですが、財前はある記事を差し出しました。

その記事は「サヤマ製作所が開発したコアハートに偽造疑惑が!患者が犠牲に!」という内容でした。

この記事は、翌日、発売予定の雑誌「週間ポスト」のゲラ刷りでした。

「このような問題のある会社と取引をするのは問題です!」と財前は言いました。

石坂は「そんな記事なんて真実かどうか分からない!」と反論しましたが、
財前は「もしこのままサヤマ製作所のバルブを使って、この製品に問題があれば、それこそスターダスト計画が崩れてしまい大問題となります!石坂部長、あなたはその責任を取れるんですか??」と言い返しました。

この話を受けて、帝国重工の社長である藤間秀樹(杉良太郎)は、最終的に「佃製作所」のバルブを採用することを決定したのです!!!

ものすごい大逆転劇ですね!!(*゚▽゚*)

藤間社長は、ロケット開発においては、高度な技術や製品以上にその開発にかける技術者たちの熱い思いが絶対に必要だ!という熱い信念があり、サヤマ製作所の話を受けて、サヤマよりも佃製作所を選んだのです!

この後、航平は翌日発売予定の雑誌「週間ポスト」を持って、サヤマ製作所の椎名社長の元に出向きました。

椎名はこれを見ても全然動揺をしていない素振りを見せました。

「決定的な証拠を見せてくださいよ、証拠を。わたしはこんな記事くらいはなんでもありませんよ」と言ったのです。

そして、航平と椎名はお互いの価値観を激しくぶつけ合ったのですが、まったく平行線を辿りました。

航平は、1ミリでも100%に近い完全な完璧な技術を目指していく日々、熱い志を持って開発を進めていく技術者であるのに対して、一方の椎名はNASAで身につけた超合理的な価値観を持ち合わせ、情熱などは度外視し、いかにその時々で効率的に目的を達成するかに焦点をあてる技術者でした。
目的を達成するためであれば、いくら偽造データや他社の技術の盗作であっても、積極的に裏工作をしていく・・
航平にとっては、目的のために患者1人を平気で死なしてしまう椎名をどうしても許せなかったのです。

航平と椎名の平行線の議論が終わり、最後に航平が立ち去るときに航平はある音声テープを椎名に聞かせました。

その音声テープとは・・・

サヤマ製作所の開発部マネージャーの月島が、椎名の悪行を告白している音声だったのです!!

椎名がしてきたすべての闇工作が暴露されていました・・《゚Д゚》

椎名は、このテープを聞いてついにがっくりとし、覚悟を決めたのです・・・

航平は、亡くなった椎名の父親が開発した部品が、次のロケットに採用されたことを伝えました。

そして航平は椎名に対して「今度は、姑息な手段などを使わずに、堂々と技術で勝負してこい!」と叫んだのです・・

・・・

翌日、雑誌「週間ポスト」が発売されると共に、日本クライン、サヤマ製作所、アジア医科大学に捜査のメスが入ることになりました。

そんな中、日本クラインは弁護士の中川京一 (ピーター:池畑慎之介)にコアハートの次の依頼先について相談を持ちかけましたが、佃製作所が第一候補であることは誰が考えても明らかであったため、中川は日本クラインからの依頼を断りました。
前回の訴訟で痛い目にあっていたため、中川は佃製作所とはもう関わりたくなかったのです。

中川は日本クラインに「佃製作所を甘くみていたら痛い目にあいますよ!」と忠告しました・・

その後、日本クラインはすぐに佃製作所の元に行き、コアハートのバルブ開発を依頼しました。
しかし、日本クラインが持ち込んできたバルブの設計書は元々、佃製作所の開発したものでした。
これを特許侵害として、佃製作所は神谷修一(恵俊彰)弁護士と共に日本クラインに申し伝えました。。。

もはや日本クラインには手立てがなかったのです・・

そんな中、帝国重工の財前から航平にビッグニュースが伝えられました。
なんと、佃製作所が開発しているガウディ計画に帝国重工も協力することになったのです!!

佃製作所にとってはまさに追い風に追い風の勢いでした!!

その後、ついに、佃製作所にてガウディのバルブ開発に成功したのです(*゚▽゚*)
そして、このガウディを必要としていた患者の中島聖人(庵原匠悟)君に臨床試験を実施して見事、成功したのです(*゚▽゚*)

こうして、ガウディ計画も成功した佃製作所は、数年後、次のロケット打ち上げを迎えることになります・・・

そして・・・

佃製のロケットバルブを再び搭載したロケットは見事、打ち上げに成功したのです!!!!

この様子は航平たちや佃製作所の社員たち、帝国重工の社員たちが固唾を飲んで見守っていました。

この帝国重工の社員の中に、航平の娘の利菜がいたのです(*゚▽゚*)

・・・

見事、ロケットの打ち上げ成功を見送り、帰ろうとしていた航平たちの元になんと椎名がやってきました!!

そして椎名はなんと航平たちに椎名が開発した新型バルブを出してみせたのです。

「わたしが開発したこのバルブの方が、佃製よりも30%も信頼性、耐久性が上だ!次のロケット打ち上げのときには俺が取る!」と言いました。

航平は「のぞむところだ!!」と熱い視線を椎名に送ったのです・・・

・・・

以上が第10話(最終回)のネタバレ&あらすじとなります。

なかなか感動の最終回でしたね(*゚▽゚*)

この「下町ロケット」を毎週、楽しみにして見ていましたが、毎回、手に汗握る展開で、かつ佃製作所の社長である航平の熱い技術魂にはこころ打たれるものがありました。

こころに秘めた熱い思いを持続し、行動に移せば、きっとそれは形となって実現化する!夢を持て!という佃航平社長の熱い思いは、毎週、視聴者の方々に熱く伝わったことだと思います。

みなさまはいかがでしたでしょうか?

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「下町ロケット」は実はTBS版以外にWOWWOW版があります!
TBS版のキャストとは全く異なり、WOWWOW版は三上博史や渡部篤郎が出演していて全5話で完結となります。
違うキャスト、違うテイストで見る下町ロケットもなかなかおもしろいですよ!
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※上記は2018年11月時点の情報ですので最新情報は公式サイトでご確認ください。

この「下町ロケット」の出演者が、このドラマに対する意気込みをコメントしていますので、ぜひご覧ください(*゚▽゚*)

<阿部 寛>
私が演じる佃航平という人物は、町工場の社長として社員のことを考えながらも、自分の夢に向かって突き進んでいく男。自分を貫くということは時として煙たがられてしまうこともありますが、そこで卑屈にならないで、良い物を作っていくという姿勢に役者として共感します。
会社の経営者として、弱いところと強いところを併せ持つ等身大の役を演じるのは初めてなのですが、「佃航平=阿部寛」と思われるような作品になれば嬉しいです。
杉さんと共演できると聞き、今から大変興奮していますし、同時に緊張もしています。佃製作所の技術に関してもそうですが、殺陣はもちろん、演技や所作に至るまですごい技術をたくさん持っている方。こんな機会はまたと無いので、杉さんの背中から何かそういう「もの」を見て盗んで、どこまでこの現場で“自分の中で宝として受け止められるか”非常に楽しみにしています。

<杉良太郎>
制作スタッフより「このドラマを通して視聴者に地道に頑張る下町の方々の情熱を届けたい」という熱心な気持ちを聞き、「自分が何かお力になれるのなら」と思い、今回、参加させていただくことにしました。
日本には世界に誇れる技術がたくさんあると思います。それらは長年培ってきた職人技やそこにかける思いから成り立っているものだと思います。何事も一人の情熱に勝るものはありません。一人の想いが大きな力を生み出す、このドラマはそんなことを教えてくれるのではないかと思います。

<土屋太鳳>
TBS「日曜劇場」の時間には、たくさんの感動や元気をもらってきました。時代を超えて年代を超えて、いろいろな人の生き様を感じてきた時間…その時間に出演させていただくこととなり、心も体も引き締まる思いです。日本を支える「ものづくり」の心と技術への情熱を、役と一緒に見て、聞いて、全力で感じたいと思います。
(TBS公式サイト「日曜劇場「下町ロケット」」より引用)

「人々の希望を繋ぐ爽快な作品」と評された物語である「下町ロケット」。

まさにその通り、人の夢を繋ぎ、最後にはスカッとさせてくれる物語でしたヾ(@⌒ー⌒@)ノ

最後までおつきあいいただきまして、ありがとうございましたm(_)m
(気になる記事はページ上の虫眼鏡で検索を♪)

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校閲ガールスペシャル」「BORDER2 贖罪」「ぼくらの勇気 未満都市

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・2017年7月期ドラマ「コードブルー3」「過保護のカホコ」「ごめん、愛してる
・2017年4月期ドラマ「相葉雅紀主演の貴族探偵!」「緊急取調室(第2シーズン)
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