青楼オペラのネタバレ11巻&感想!朱音の両親を殺害した犯人がついに判明!

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この記事では「青楼オペラ」の第11巻のネタバレ&感想をお届けいたします。

前回の「青楼オペラ10巻」では惣右助と朱音は喧嘩してしまいます。

それは朱音のお家再興のために惣右助自ら朱音から引くというもので2人はギクシャクしてしまいます。

しかし、中村の一件で仲を取り戻した2人は一夜を過ごします。

果たして2人は結ばれるのでしょうか。

早速、第11巻についてみていくことにしましょう!

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「青楼オペラ」第11巻のネタバレ

惣右介との一夜を終えた朱音は寝ている惣右介を置いて曙楼へ戻りました。

翌日、お世話になった朝明野が身請けされるので曙楼は宴会をしていました。

朝明野は朱音のお家再興を励まし、吉原の門から出ていきました。

朝明野から嬉野が面倒見ることになり、朱音は身請けのことを言います。

嬉野から惣右介のことを言われると朱音は物憂げでした。

夜外を歩いていると朱音はどうしても惣右介を探していました。

惣右介の匂いがしたので振り返ると惣右介がいました。

朱音が思わず転んでしまうと惣右介は抱えます。

そんな時に真木村がやってきて利一の4人で中村のことを話します。

裁きの結果腹を切った中村でしたが、朱音の父を暗殺したことに関しては無関係でした。

暗殺の犯人がわからず迷宮入りしてしまったので朱音の悲願である永倉家再興は叶わなくなりました。

惣右介は再興できないことで身請けできるので心の中で喜んでいました。

朱音も惣右介と一緒になれることを喜んでいました。

そして、惣右介と会った時抑えきれずキスをしていました。

惣右介も朱音に告白し2人は団子を食べます。

そんな時に真木村がやってきて正式に決まっていた婚約が朱音の父によって破談になっていたことを知らされます。

その後、利一と惣右介と永倉家断絶は父が背後から斬られた死に方よりも跡継ぎがいないことが原因とつきとめます。

惣右介がいなくなった後利一に朱音は惣右介と一緒にいることを伝えると利一は嬉しそうでした。

夜に朱音は惣右介と会い正式に身請けの許可をもらったことを伝えられます。

いいムードになった時に利一から呼ばれ、朱音の婚約者だった誠二郎も朱音を身請けしたいと言っている場面を目撃します。

誠二郎と惣右介は朱音を交えて見受けの話をしますが、朱音は何か気がついたようでした。

その後、夜になって朱音は誠二郎を呼びつけます。

誠二郎を選んだ朱音は一度夜の相手をしてから身請けを許される決まりを守ります。

2人は家が隣同士だったのにも関わらず、顔が知らないまま婚約関係となっていました。

しかし、塀が崩れていたのでお互い顔を見ることができたのが功を奏し、更に惹かれていきました。

しかし、現実は昔とは違い朱音は父暗殺は誠二郎ということを突き止めていました。

朱音は誠二郎の床下から父が所有していた刀が見つかったことを伝えます。

そして、朱音が暗殺の夜に見た腰の三日月の痣は誠二郎のものでした。

朱音は惣右介と誠二郎が身請けのことで話していた時に永倉家しか知らない破談のことを知っていたので、犯人と確信しました。

すべてを白状した誠二郎は朱音を殺そうとします。

しかし、惣右介と利一が惣右介を抑え目付に捕らえられました。

その時に誠二郎が放った疫病神の一言が朱音の耳から離れなくなりました。

翌日朱音は利一に任せ、惣右介は近江屋に戻ります。

何やら慌ただしかったので訳を聞くと幕府から棄悁令を出されたようでした。

この一方的な借金取消し令によって武家にお金を貸し、その利益でやってきた札差、近江屋は大打撃を受けます。

これによって朱音を身請けすることができないと惣右介は絶望しながら確信するのでした。

・・・

第11巻は以上となります。

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次は感想をお届けいたします。

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「青楼オペラ」第11巻の感想

ついに朱音を苦しめてきた犯人がわかった11巻でした。

朱音は断絶してしまった自身の家、永倉家を断絶に追い込んだ犯人を探すために遊女となりました。

吉原の遊女となった朱音は犯人と思われる人物である中村と接触し、彼が犯人であることを突き止めますが、中村は朱音に恨まれる理由がわからない様子でした。

中村の考えは的中し、中村は朱音の両親を殺害した犯人ではありませんでした。

ここまで来たのに日理だしに戻ってしまった朱音の絶望感は読んでいてこっちにも伝わりました。

やっとの思いで犯人を突き止めたのに犯人ではなかったのは何とも言えない気持ちになるかと思います。

犯人探しに疲れた朱音は今まで好意を持っていた惣右助と添い遂げることを決心します。

惣右助も朱音の好意に応えるべく身請けするべく動き出します。

本懐を遂げることは出来なくても朱音の幸せがやっと来たと思い、内心喜んでいると朱音の婚約者だった誠二郎も朱音を身請けしたいと現れます。

惣右助と誠二郎、2人に身請けをお願いされ悩んでいる朱音は答えを見出します。

それは誠二郎に想いを告げることでした。

あんなに好意を示していた惣右助よりも自身の本懐である永倉家再興のために誠二郎を選んだ朱音はやっぱり武士の娘だと思っていると朱音の顔は浮かないことに違和感を覚えました。

さらに読み進めてみると何と朱音の両親を殺害したのは誠二郎だということがわかりました。

あんなに朱音に優しい笑みを絶やさない誠二郎が朱音と添い遂げるために朱音の両親を平気で殺害することに狂気をみました。

犯人とわかっても朱音と一緒になるために朱音を殺害しようとする所を見るとサイコパスとは誠二郎のことをいうのかと思いました。

利一と惣右助に拘束されても朱音のことを疫病神呼ばわりしていたので、朱音に対する想いがいつしか憎悪となってしまったと感じました。

犯人が捕まり一件落着かと思いきや、朱音は誠二郎の発言が気にかかり伏せがちになってしまいます。

また惣右助も幕府の命によって財産を失い、朱音を身請けできなくなる状況になってしまいます。

こんな危機的状況の中、2人の想いは実を結ぶのでしょうか。非常に気になりますね。

・・・

感想は以上となります。

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以上で「青楼オペラ」11巻のネタバレと感想を終わらせていただきます。

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ここまでおつきあい頂きましてありがとうございました(*^_^*)