初めて恋をした日に読む話のネタバレ第6巻&感想!順子は結婚相談所に登録?

2019年3月3日

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この記事では「初めて恋をした日に読む話」の第6巻のネタバレ&感想をお届けいたします。

32才になり、いよいよ婚活待ったなしの順子だが、今は何よりも匡平の東大受験を成功させることに集中したいと思っていた。

しかし山下からの猛アプローチや、ずっと従兄弟としてそばにいた雅志からの突然のキスに戸惑い…?!

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では早速「初めて恋をした日に読む話」第6巻を見ていくことにしましょう。

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「初めて恋をした日に読む話」第6巻のネタバレ

年が明け、32才になった順子。

両親に新年の挨拶をすると母に結婚相談所に登録することを強制されるが、この一年だけは匡平の受験勉強に集中することに理解を求めて了承される。

匡平の合格祈願に出かけた順子は、初詣に来ていた匡平らと鉢合わせし、動揺を悟られまいと慌ててその場を離れるが今度はそこで山下と遭遇してしまう。

匡平に触発された山下は順子にデートを申し込み、自分にチャンスをくれとアプローチする。

いつまでもふらふらしていてはいけないと自分を戒める順子だったが、受験と婚活を両立させるなど到底出来ないと内心悶々としながら匡平に東大の試験について説明していると、そこへ神奈川の塾をクビになったという牧瀬が現れる。

匡平の素質を見込んでセンター入試の理数対策を譲る牧瀬に、順子は匡平に理数を教えてほしいと頼み込む。

匡平自身にも請われた牧瀬は弱音を吐かないことを約束させ「ついてこれたら意地でも勝たせる」と、二人の要請を引き受けた。

その後順子と牧瀬がディスり合いながら二人で飲んでいると、偶然雅志や美和達がやって来る。

遠回しに順子を次の土曜日にデートに誘う雅志だが、その日は山下と約束していると言う順子の言葉を聞いて微妙な表情に。

一方帰宅しようとしていた匡平は、女性と親しげに街を歩いて行く父を見かけて顔を曇らせる。

山下とのデート当日、バイクで出かけた二人は行く先々で人混みに巻き込まれるが、初めての体験を楽しんだ順子は山下に笑顔を見せる。

高校時代から順子を好きだった山下は一緒に出かけられたことを夢のように思い、順子は自分にまっすぐな想いを向ける山下を見つめながら、自分が山下を好きになったら匡平はどう思うかを考えていた。

順子にデートを断られ、出社していた雅志は残業するつもりでいたが、部下に頼まれて渋々帰宅することに。

その途中カフェで勉強する匡平を見かけた雅志は、閉店時間だというのになぜか家に帰りたくなさそうな匡平を自宅に連れて行く。

雅志は心ここにあらずといった様子の匡平のことを連絡しようと順子に電話をかけるが繋がらず、山下と出かけると言っていたことを気にかける。

勉強しながら眠り込んでしまった匡平をベッドに寝かせ、問わず語りに順子への想いを口にする雅志。

しかし目を覚ましていた匡平は、複雑な思いで雅志の想いを聞いていた。

家に帰り山下と電話を終えた順子のもとに雅志がやってくる。

仕事帰りに会った匡平が沈んだ様子だったことを話し、フォローするように助言する雅志は、順子に山下とのデートの感想を尋ねる。

楽しかったと言う順子は気のない返事をする雅志に牧瀬のことを勧めるが、それを聞いた雅志は「本当に何も気付いてないの?」と言って突然キスをする。

思いがけないことに驚き頭に血が上った順子は酒の勢いや仕事の疲れのせいにしようとするが、雅志は自分は正気だと宣言して帰って行く。

数日後、牧瀬を交えてセンター試験の対策を練る順子と匡平。

順子は明らかに元気のない匡平にリアルセンターまで一緒に朝学習をしようと申し出、それを聞いた匡平はようやく笑顔を見せる。

一方雅志に告白されたかと牧瀬に聞かれ激しく動揺しながらも辛うじて否定する順子だったが、そんな順子の嘘を見抜いた牧瀬は捨て身で向かってくる相手の気持ちに応えたいと思わないのかと問う。

再び山下とのデートに出かけた順子はぼんやりしていたことを指摘され、ふいに学校での匡平の様子を尋ねると、山下は保護者会に匡平の父の代理だという女性が来ていたことを話す。

順子が匡平のことを考えていたと知った山下は、ヤキモチを妬いていることを告げ順子と会えない時間が自分にとって憂鬱になるほど長いものであることを語る。

山下とならきっと仲良く一緒にいられると感じながらもなぜか順子は山下の手を握り返すのが怖いと思う。

親戚の結婚式にやむなく出席し、32才にもなって独身を通していることを揃って散々にこき下ろされる順子と雅志。

すっかり疲れきってしまう二人だったが、突然のキス以来雅志と初めて顔を合わせたことに気づいて、はたと我に返った順子は慌てて雅志から離れようとするが、雅志はそんな順子を引き止めて長い間秘め続けてきた気持ちを告白する。

従兄弟としてしか認識していなかった雅志の告白に戸惑い咄嗟に断ろうとする順子を遮った雅志は、何年でも待つと言って自分のことで悩めと順子に告げるのだった。

その言葉通り、悩む順子が美和を呼び出して相談すると、美和は誠意を伝えた雅志を評価し、順子には相手のことを考えるフリなどしないで正直に普通にしてろとざっくりしたアドバイスをする。

美和に引きずられ帰ろうとした順子は、女性連れの匡平の父と出くわし挨拶を交わすものの、匡平が元気のない理由に思いを巡らす。

一方父に東大受験に詳しいコンサルタントと会うように言われる匡平は、それが自分の保護者会に来ていた女性だと察して冷たく拒絶するが、心は深く傷ついていた。

朝学習のために順子のもとを訪れた匡平は、父に勉強を教わったことがあるかと尋ねる順子に、母が亡くなった時のことを話す。

遺品整理をしていた時に父のクラッチバッグを見つけた匡平はその中に見知らぬ女性と写っている父の写真を見つけ、母が亡くなる前から父が浮気をしていたことを知ったのだった。

そしてつい先日その女性と連れだって歩いている父を街なかで見かけたと言う匡平の悲しみに気づいた順子は、匡平に必ず東大に合格して父に殴り込みに行こうと伝える。

背中を貸すと言う順子を後ろから抱きしめる匡平を、そっと手を添えて支える順子は、牧瀬に言われた言葉を思い出し、初めて相手の気持ちに応えたいと思うのだが、その相手は山下でも雅志でもなく匡平だという事実にはまだ気付いていなかった。

第6巻は以上となります。

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「初めて恋をした日に読む話」第6巻の感想

全く無自覚ながらも山下や雅志、そして匡平に囲まれてモテまくりの順子!

第6巻ではついに雅志がはっきりと自分の気持ちを告白し、山下からも猛アプローチを受けますが、相変わらず恋愛には超がつくほどニブい順子が男性陣の想いにたじろぐ姿が描かれます。

誕生日を迎えて32才になった順子ですが、新年の挨拶をすれば母に結婚相談所への登録を命じられ、親戚の結婚式に出席すれば身内から未だ独身でいることをディスられます。

とにかく今は匡平共々受験勉強に集中するためにふらふらしていてはいけないと自分を戒めますが、匡平に触発された山下に猛アプローチされたり、ずっと従兄弟として付き合ってきた雅志に告白されたりして、イヤでも恋愛について考えざるを得ない状況。

彼らの気持ちに戸惑う順子は牧瀬に「捨て身で向かって来る相手に応えたいと思わないのか」と訊かれますが、咄嗟に言葉に詰まります。

全くの予想外だった雅志はともかく、山下については付き合えば幸せになれるかもとは思うものの、心の中の何かがブレーキをかけて一歩が踏み出せないまま…。

しかし父の浮気相手の影に傷つき元気のない匡平に対しては違ったようで、匡平の口からその話を聞くと順子らしい言葉で匡平に寄り添い、支えてやりたいと思うようになります。

それは先生としてなのか、人生の先輩としてなのか、はたまた女性としてなのか…順子は未だに気づいていませんが、山下にも雅志にも感じなかった気持ちを匡平に抱いていることは確かなようですね。

この先順子の心が誰に向いていくのか、非常に気になるところです!

さて、匡平の東大受験には牧瀬という心強い味方が加わりいよいよセンター試験に向けて佳境に入りました。

父への反発心から東大を目指す匡平ですが、この受験は順子にとっても人生を変えるほどの大きな意味があり、その合否が最大のヤマ場となりそうです。

順子への想い、そして東大受験と、試練が待ち構える匡平の努力が報われる時をぜひ見届けたいと思います!

・・・

感想は以上となります。

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以上で「初めて恋をした日に読む話」第6巻のネタバレと感想を終わらせていただきます。

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