片翼のラビリンス第10巻のネタバレ&感想!司に近づきたいと願う都だが…?!

2019年3月3日

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この記事では「片翼のラビリンス」第10巻 (最終巻) のネタバレ&感想をお届けいたします。

夏休みに入って司に会えない日々が続き、さみしい思いをしていた都のもとに突然司が訪れ、蛍や大翔と一緒に海に行くことに。

楽しい時間を過ごす都は、二人きりになった司への想いを抑えられずキスしたいと思うが、司の反応は思いがけないもので…?!

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「片翼のラビリンス」第10巻 (最終巻) のネタバレ

「大事にしたいと思えるようになるまでまで友達でいたい」と司に言われ幸せを感じていた都だったが、何の進展もないまま夏休みに入ってしまう。

家でゴロゴロしていた都が「司に会いたい」と独り言を呟いていると、蛍と大翔に案内されて来た司が部屋の外で顔を真っ赤にしていた。

突然現れた司に焦る都だったが、蛍は4人で遊びに行こうと誘い水着を買って海に行くことに。

海に入って泳いだり、浜辺でビーチバレーをしたり、楽しい時間を過ごす4人。

都と二人きりになった司は、都が自分の弟達にアドバイスしてくれたおかげで仲良くなれたことを話して感謝の言葉を伝え、それを聞いた都は自分が司の背中を押すことが出来たことを喜ぶ。

姿の見えなくなった蛍と大翔を探していた都達は海に落ちる美しい夕日の中でキスをしている二人を見て、自分も司とキスしたいと思うが、そっと目を閉じる都を押しとどめて「流されたくない」と言う司にひどく落胆する。

友達では嫌だと泣き出す都に、自分から告白して付き合ってからキスしたいと言う司は、来週開催される花火大会に都を誘い、そこで告白することを伝える。

そしてやってきた花火大会当日。

蛍に浴衣を着せてもらった都は司との待ち合わせ場所に向かい、同じく浴衣姿の司を見て胸をときめかせる。

司の告白を待ち続けていた都は一緒に祭りを見て回る間中緊張していたが、司と手を繋いで花火を見ていた時に「都が好きだ」と告白され、喜びのあまり涙を流す。

しかし都には一つ気がかりなことが…。

両翼の鍵を持った状態で現在の司とキスをするとタイムリープした記憶が司に戻るという秘密を抱えていた都は、司が鍵を使えるか確信がないまま司を連れて教会へ行き、司に鍵を握らせる。

未来へタイムリープした司は意識を失ってその場に倒れるが、都は未来の自分と会っているはずの司が目覚めるのを待ち続ける。

未来から戻った司は自分の身に起きたことを信じられないでいたが、都とキスしたいという思いは変わらず、二人は手を繋いで唇を重ねた。

その瞬間両翼の鍵が発動し、司の中ににタイムリープしていた時の記憶が戻り、司は都に片思いし続けていた自分の思いを知る。

都への愛しさが溢れる司は、自分が見てきた未来のとおり都を幸せにするため、永遠の愛を誓うのだった。

そして七年後、愛を育み続けた都と司は結婚式を挙げる。

過去からタイムリープしてくるはずの司を迎えるため、お色直しの前に都と二人きりになった司は、都への変わらぬ愛を誓って鍵の力を発動させた。

そして都は過去の司を幸せに溢れた微笑みで迎えるのだった…。

第10巻の最終巻は以上となります。

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「片翼のラビリンス」第10巻 (最終巻) の感想

タイムリープを繰り返し、本当の愛を掴んだ都と司のラブストーリーが幸せな結末を迎える第10巻です。

お互いの気持ちは伝わっていたものの、進展がないまま夏休みに入ってしまった都は司に会いたい気持ちを募らせていました。

そこへ蛍と大翔が4人で海に行こうと司を連れてやってきます。

蛍達と共に楽しい時間を過ごした都は、二人きりになった司に近づきたい気持ちを抑えられずキスしたいと思いますが、司は勢いに流されるのではなく、自分からはっきりと告白して付き合ってから都に近づきたいと思い、花火大会で告白することを約束します。

都を大切に思っているからこそきちんと自分の気持ちを伝えてから初めてのキスをしたいと思った司。

キスしたいと思った気持ちを拒否されて泣き出してしまった都ですが、司の想いを理解し花火大会を待ちわびます。

そしてやってきた花火大会当日。

精一杯のおめかしをして出かけた都は浴衣姿の司にドキドキしながら告白の時を待っていました。

そして打ち上がる花火をバックに司は都に想いを告げ、都はようやく司の彼女になりました。

大好きな司の特別な存在になれたことに幸せを感じる都ですが、その胸の奥には一つだけ気がかりが…。

両翼の鍵を持ってキスすると司にタイムリープした時の記憶が戻ることを告げなければと思う都は、司を教会へ連れて行き、未来へとタイムリープさせます。

七年後の都に会って現在の都のもとへ戻ってきた司は信じられない思いでしたが、都への気持ちは変わらず二人は初めてのキスを交わしました。

その瞬間記憶を取り戻した司は、都への想いを一層深めて自分が見てきた七年後の都と同じように幸せにすることを誓います。

本編はここで終わりますが、スペシャルエピソードとして結婚式を挙げる七年後の二人の姿が描かれます。

お互いへの愛を育み、世界一幸せな花嫁となった都。

大人になった二人の姿は愛に満ちていて幸せそのもので、これから先の明るい未来を感じさせるものでした。

様々な壁を乗り越えて本当の愛を手にした二人の幸せな結末をぜひ最後まで見届けてほしいと思います!

感想は以上となります。

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以上で「片翼のラビリンス」第10巻 (最終巻) のネタバレ・感想を終わらせていただきます。

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