大正ロマンチカの第19巻ネタバレ&感想 ! 明は父親のために真相解明できるか?

2019年11月19日

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今回の記事は「大正ロマンチカ」の第19巻のネタバレと感想をお届けいたします!

佛蘭東の暴動はエリーゼの勇敢な行動によってようやく収束の兆しを見せ、喜びに沸く明と佐伯だったが、夏目に刺された藤間の行方は一向に知れず、頭を抱える公爵達。

公爵は男装させた明を連れて事件の起きたホテルに泊まり、真実を探ろうとするが?!

では早速、「大正ロマンチカ」の第19巻のネタバレを見ていくことにしましょう。

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「大正ロマンチカ」第19巻のネタバレ

暴動を起こす民衆に向かって深く一礼したエリーゼの勇敢な行動により、佛蘭東問題は泥沼の内乱を避けることが出来た。

その知らせに喜ぶ明や佐伯だったが、夏目に刺された藤間の行方は杳として知れず、公爵と葉山は頭を抱える。

男装させた明を連れて事件の起きたホテルを訪れた公爵は、食事の最中にこぼしたワインがシャツに染み込んだことをヒントに、藤間と夏目が秘かに手を組み、事件を仕立て上げたことを推測し、藤間が生きている可能性に辿り着く。

翌日、明を連れて屋敷に戻った公爵は待ち構えていたエマに昨夜の外泊を問い詰められて足止めを喰らい、明は一足先に夏目の部屋へ向かった。

一方、部屋で葉山に事情を聞かれていた夏目は、東郷の屋敷で明の父親である滝川連を銃で撃ち殺したと語るが、それを聞いてしまった明は激しい衝撃を受ける。

夏目を問い詰める明に、藤間を守るためなら何でもすると言い切る夏目。

公爵は泣きながら部屋を飛び出してきた明から、父を殺したのは夏目だったと聞き、悲嘆に暮れる彼女を抱きしめる。

一方、葉山と佐伯は、夏目が滝川を撃った時の状況に矛盾を感じ、明と公爵の前で当時の様子を再現してみせるが、やはり夏目が滝川を殺したとは考えにくいという結論に至る。

夏目に自分が滝川を撃ったと思い込ませた何者かがいるのではと考える公爵達。

明達に自分の記憶の矛盾点を伝えられた夏目が思い出したのは、滝川を撃つよう浅井伯爵に命じられた自分が翻って伯爵の腕を撃ち、激昂した伯爵と揉み合っていた時に銃を誤射したというものだった。

その後、伯爵に殴られて気を失い、監禁部屋で目覚めた夏目は、自分が滝川を殺したと東郷に告げられたのだという。

自分の父親が殺された真実を追う明が、事件の真相に辿り着いた時にどれほど傷つくか案じる伯爵は、明の手を取り「自分がそばにいる」と優しく抱きしめる。

一方、単独で東郷邸を調べた葉山は、滝川が殺される時に閉じ込められていたクローゼットに残された「明」という字を写真に撮って来る。

それを見た佐伯は、滝川の行動に納得がいかず、普通なら自分を殺そうとしている犯人の名前を書き残すのではと考える。

公爵は、明の書きかけの「白川」という字を見て、クローゼットに残されていた字は「明」ではなく「白川」だった可能性に思い当たる。

そして白川が、藤間を自分のものにするため滝川を殺そうとした浅井伯爵をクローゼットに入れて撃ち殺し、その遺体を滝川だと偽装したことに気づいた。

またも滝川の安否がわからなくなるが、真実を知るのは白川と、そして藤間の二人だということは確かだった。

事件の真実を明らかにするため、数日後に開催される美術展に乗り込む準備をする公爵は、同行はさせるものの立場上一緒に行動出来ない明のパートナーとなることを夏目に頼む。

にべもなく断る夏目だったが、藤間の真意を知る機会でもあると言われ、意地を張りながらも承諾した。

いよいよ近づく美術展を舞台に、明と公爵はすべての真実を解明するため動き出す。

第19巻は以上となります。

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「大正ロマンチカ」第19巻の感想

明と公爵のラブラブ展開もありつつ事件の解明に向けて大きく動き出す第19巻です!

夏目に刺されて行方不明になった藤間ですが、公爵の推理で、どうやら生きているらしいことが判明します。

そして夏目の記憶から、明の父親が殺されたとされる当時のことが少しずつ明らかになり始めました。

当初、夏目は自分が明の父である滝川を撃ち殺したと思い込み、それを知った明は衝撃を受けて悲嘆に暮れますが、佐伯と葉山の検証でその記憶には矛盾があることが判明するのです。

滝川を殺すよう浅井伯爵に命じられた夏目ですが、夏目が銃を向けたのは伯爵でした。

腕を撃たれた伯爵は揉み合いとなった夏目を殴って気絶させ、そこにやって来た白川に背後から刺されたようです。

そしてクローゼットに閉じ込めた浅井伯爵を白川が撃ち殺した、というのが事件のあらましでした。

クローゼットに残された「明」という文字は、実は「白川」と書かれたものを書き直されたのだということが公爵の推理でわかりました。

殺害されたのは滝川ではなく浅井伯爵だった…

このことを知るのは犯人である白川と、もう一人藤間です。

藤間は事件が起きたあとも、浅井伯爵の世話係として夏目を雇用し続けましたが、当の伯爵がもうこの世にいないことを知っていた様子でしたから、その時点で事件の真実を見抜いていたものと思われます。

しかし自分が藤間の大切な滝川を殺したと思い込んでいた夏目に、なぜ彼が真実を話さなかったのかという謎が派生しました。

夏目は自分が藤間のことを何も知らずにいたこと、そして藤間が自分に何も話してくれなかったことに苦しみます。

それでも、明と同じく強い心を持つ彼女は、美術展に来るであろう藤間に向き合い、彼の真意を確かめることを決意するのです。

明といい、夏目といい、女の子は腹を括ると強い!

そしてそんな彼女達を守るためにあらゆる手を尽くそうとする男性陣。

この作品は明と公爵のラブラブ展開が軸ですが、こういうバランスの良さも魅力の一つでしょうか。

数日後に迫った美術展を前に、それぞれ強い決意で向かいますが、事件の真相は明らかになるのでしょうか?

そして藤間の真意は?

事件解明に向けて大きく動き出しそうな第20巻に続きます!

感想は以上となります。

※次の第20巻はコチラ!
第20巻: 事件の終演を望む明は..

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以上で「大正ロマンチカ」第19巻のネタバレ・感想を終わらせていただきます。

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ここまでおつきあい頂きましてありがとうございました(*^_^*)

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