なまいきざかりのネタバレ14巻&感想!由希に急接近の諏訪に成瀬が・・

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成瀬が大学に入って一週間、央埼大学バスケ部は本格的に練習を開始し、マネージャーの由希は成瀬を心配しつつ部活に集中しようとするが、諏訪に片想いする宇佐見に恋の相談を持ちかけられる。

宇佐見を応援したい由希はそれとなく探りを入れるが、諏訪の反応は意外にも…?!

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「なまいきざかり」14巻のネタバレ

成瀬が由希と同じ央埼大学に入学して一週間、バスケ部は本格的に練習を始める。

マネージャーである由希の心配をよそに、成瀬は相変わらず静とやり合い、先輩の諏訪にもナマイキな態度だが、一年生の中でも推薦入学の静とは練習を分けられ、内心焦りを感じていた。

一方の由希は諏訪に片想いしている宇佐見に恋愛相談を持ち掛けられ、バイト先で一緒になった時にそれとなく探りを入れるが、他人には優しいくせにどこか線を引いている諏訪に「それは優しさじゃない」と言ってしまう。

一途に諏訪を想う宇佐見を応援するあまり、踏み込んだ発言をしてしまった由希だが、諏訪は由希の言葉を聞いて、本当の自分を見抜かれたと感じ由希に近づき始める。

大学で由希と諏訪を見かけた友人の、諏訪と木戸が似ているという言葉で不機嫌になった成瀬は、バスケ部の対戦で諏訪に負けた自分に苛立ち、由希に八つ当たりをしてしまう。

成瀬とケンカをして落ち込む由希のもとにやって来た諏訪は、由希を抱きしめ「盗りたくなった」と想いを告白し、混乱する由希は成瀬や宇佐見に伝えるべきか悩むが、関係が壊れることを恐れてどうしても話すことができない。

しかし諏訪に対しては「成瀬を支えるためにそばにいる」ときっぱりと断り、自分への気持ちは恋愛とは違うのではないかと告げる。

由希に振られて落ち込んだ諏訪は、雨の中酒に酔って道に座り込んでいたが、偶然通りがかった宇佐見にアパートへ連れて行かれる。

酔った諏訪の言葉で、諏訪が由希を好きなことを知った宇佐見は、翌日大学で顔を合わせた由希に不自然な態度を取ってしまい食堂で一人自己嫌悪に陥るが、そこへそれぞれやってきた成瀬と諏訪が鉢合わせし、諏訪は成瀬に、由希に告白したことを告げる。

アパートに帰った由希の部屋にやって来た宇佐見は、諏訪の告白を黙っていたことを由希に問い詰めるが、諏訪への片想いとは別に、由希のことも大好きだと泣いて謝罪する。

由希は真っ正直な宇佐見に、一生懸命諏訪を想う宇佐見だから応援したいと伝え、自分も成瀬に対してストレートに気持ちを伝えようと決める。

宇佐見は呼び出した諏訪に、由希への想いを聞かされるが、それは恋愛感情ではなく母親への想いではないかと言われて核心を突かれた諏訪は表情を隠し宇佐見を遠ざけようとする。

本当の自分を見せない諏訪に業を煮やし、宇佐見は自分からキスをし想いを告白して立ち去るが、宇佐見からの突然のキスと告白に激しく動揺した諏訪はその場で固まってしまう。

一方、成瀬と会って話そうと決めた由希だったが、成瀬は先に帰ってしまい、電話をかけようにもバッテリーが切れて連絡が取れず途方に暮れていた。

そんな由希を探して成瀬が現れ、諏訪の告白を断ったかと確かめるが、ブチ切れた由希は人通りの中、自分には成瀬が最強だと大声で叫んでしまう。

それを聞いた成瀬は由希を抱きしめ、二人はようやく仲直りすることができた。

翌日揃って大学へ向かう途中、諏訪に声をかけられた二人は、いつもと変わらない表情で由希に振られたとあっさりと語る諏訪に戸惑うものの、もうじき始まる合宿の話を聞いた成瀬は、ちょうど現れた静とまたしても口げんかを始めるのだった。

第14巻は以上となります。

第15巻につづく。
(15巻は2019年02月20日の発売予定となります)

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「なまいきざかり」第14話(最終巻)の感想

安定のラブラブ展開と波乱が入り交じった第14巻です。

成瀬が大学生となり、いよいよ始まるバスケ部の練習。

由希の心配をよそに、相変わらずマイペースな成瀬はさっそく静とやり合い、央埼大学バスケ部はますます賑やかになりました。

しかし高校よりも大学での部活動はシビアで、推薦入学組の静と練習を分けられた成瀬は内心焦りを感じます。

高校時代はインターハイに出場したチームのキャプテンだったとは言え、大学の部活となればそのくらいの実力者はゴロゴロしていますから、さすがの成瀬ものんびり構えてはいられません。

由希はそんな成瀬を励まそうとしますが、年下扱いされたと感じる成瀬は逆に苛立ち八つ当たりしてしまいます。

成瀬とケンカになり落ち込む由希に急接近する諏訪。

友人である宇佐見の片想いを応援しようと諏訪に踏み込んだ発言をしてしまう由希は、思いとは裏腹に諏訪に告白されてしまいます。

読者としては予想通りの展開ですが、相変わらず自分の関知しないところでモテまくる由希です。

突然の告白に混乱し、成瀬や宇佐見との関係悪化を恐れて二人に相談出来ない由希でしたが、諏訪に対しては、自分の成瀬への気持ちを語ってキッパリと断ります。

不器用だけれど一途に成瀬を想う由希の心には隙はなく、読者としては一安心です。

ところが諏訪の告白を由希が話せないでいる間に、諏訪の口から由希へ告白したことが成瀬と宇佐見に伝わってしまいます。

真っ正直な宇佐見は直接由希に問い詰め、由希を疑ってしまったことを謝り、二人は友情を深めますが、問題はこじらせている成瀬です。

由希が好きだった木戸に諏訪が似ていたり、バスケの対戦で諏訪に負けたことで苛立つ成瀬、二人は気まずい空気になっていました。

しかし自分の気持ちをストレートに伝えようと決めた由希は、すれ違っていた成瀬に会って想いをぶつけます。

由希の気持ちを聞いた成瀬もまた、自分の焦りを打ち明け、二人はようやく仲直りしました。

そして宇佐見も諏訪に想いを告げ、自分からキスをするという大胆な行動に出ました。

冷静になり自分の行動に落ち込む宇佐見でしたが、どうやらほんの少し諏訪の心を動かしたようで、いつも飄々としていた諏訪が、宇佐見の突然のキスと告白に動揺して固まっていたあたり、宇佐見の片想いには期待できそうな気がします。

由希と成瀬のラブラブぶりが大きな見所のこの作品ですが、今後は宇佐見と諏訪の行方も気になります。

仲直りした由希と成瀬、そして諏訪や静も参加するバスケ部の合宿でまた一波乱ありそうな予感がしながら第15巻に続きます!

(15巻は2019年02月20日の発売予定となります)

以上でこの記事を終わらせていただきます。

ここまでおつきあい頂きましてありがとうございました(*^_^*)

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